つがる時空間

青森県弘前市を中心に弘前公園やねぷた、こぎん刺しを紹介

出版を祝う新春の集い、ねぷた絵師や地元作家が自著をスピーチ!弘前パークホテル

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ねぷた絵師の三浦呑龍さんと美人画


第15回 出版を祝う新春の集いが弘前パークホテルで、2月4日に開催されました。

執筆活動や出版の関わる方々の新年会です。

2018年に著書を上梓された方々が登壇しスピーチされ、17名が自著への思いを語りました。

脳外科医が脳卒中の予防について書いた本があれば、ねぷた絵師による弘前ねぷたの本もありましたし、短歌や川柳、幻想的な小説もあり多彩な顔ぶれ。

この記事は弘前市のホテルで開催された「出版を祝う新春の会」についてお伝えします。

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老舗の出版社が勢ぞろい

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北方新社の木村和生社長

弘前市青森市の出版社が発起人となって、開催された今回の新春の集いです。

あいさつは北方新社・代表取締役の木村和生氏

「出版業界を取り巻く環境は激変していますが、本にまとめて出版される書き手の方の思いは、時代が変化しても不変です」というような内容の言葉を。

発起人には路上社の安田俊夫社長、津軽書房の代表・伊藤裕美子氏、白神書院の今泉良郎氏、弘前大学出版会編集長 足立薫氏、TEKU×2編集部・古川勝也氏、北の街社・斎藤孝幸氏と、ごあいさつされた木村和生氏。

blog.tugarujikukan.info 

津軽書房は、昨年にご逝去された弘前出身の直木賞作家・長部日出雄先生の作品を世に送り出した老舗です。

たったか たか丸くん

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たったかたか丸くん

 弘前のキャラクターとして活躍中の「たか丸くん」は、藩政時代に江戸幕府弘前藩が鷹を献上した史実から作られました。

その歴史とキャラクターとしての成り立ちの本を、株式会社デザインアウトの方が高く掲げて紹介。

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たか丸くんを全国に向けて発信しようと奮闘中だそうです。

脳卒中予防ハンドブック―アタリを防ぐ基礎知識

青森県は脳疾患で体に後遺症が残る方が今も昔も多いのです。

短命県として週刊新潮に掲載されたことがありました。 

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弘前大学医学部の医師である大熊洋揮氏が、「脳卒中予防ハンドブック―アタリを防ぐ基礎知識」を紹介されて「これを読んで生活習慣を見直せば、改善できるでしょう」と 声も高らかに。

アタリとは、方言で脳疾患のこと。「おばさんがアダッたのさ」などというと、脳梗塞脳卒中で闘病中であることを指します。

 

脳卒中予防ハンドブック―アタリを防ぐ基礎知識

弘前大学出版会から上梓されています。

脳卒中にならないように気を付けたいですね。

斜里の陣屋で

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斜里の陣屋で著者の秋元弦氏

これまで地元の書き手は、地域の出版社から本を出すことが多かったのですが、秋元弦さんはアマゾンから出版されました。

『斜里の陣屋で』は、藩政時代にロシアとの脅威に備え、北海道 斜里町に派遣された藩士の悲劇を下敷きにした小説です。

悲劇というのは、津軽藩士殉死事件のこと。

1807年に幕府の命令により北海道に渡った300名のうち100名が斜里に移動し、70名以上が寒さと栄養不良で亡くなったのです。

しかし、弘前藩はこれを秘して箝口令をしいたので、史実に埋もれていました。

1954年に生き残った藩士斎藤勝利の子孫が遺品から記録「松前詰合日記」を発見。

はじめて詳しい事情が知られることになったのです。

斜里の陣屋で

著者は秋元弦さん

藩士の珈琲は、津軽藩士殉死事件に関連しています。

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当時は浮腫をふせぐ薬として飲まれたコーヒー。

恐怖箱『青森乃怪』

若手作家 高田公太さんは『青森乃怪』の著者です。

陸奥新報の記者という忙しい仕事の傍らで、執筆。

「青森は物語の宝庫です」というようなスピーチをされました。

 

恐怖箱『青森乃怪』 竹書房から出ています。

ぞくっと怖い話が好きな方におすすめ。

高瀬霜石さん

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川柳作家の高瀬霜石さん

地元のみならず全国に知られる川柳界の大御所・高瀬霜石(たかせとうせき)さん。

軽妙洒脱なトークで会場を沸かせました。

 

高瀬霜石―楽しいに決まっているさ曲がり角

新葉館出版

高瀬氏は外見がひげのオジサマですが、ユーモアで周囲をなごませる達人です。

健部伸明著『氷の下の記憶』

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氷の下の記憶』は右上です

ゲーム作家としても活躍されている健部伸明さんが、陸奥新報に連載された『氷の下の記憶』を紹介しました。

長編小説で、内容が実に深い。

手練れの作家です。

 

『 氷の下の記憶』 北方新社刊

健部さんは『幻獣(モンスター)最強王図鑑』も書かれて、学研プラスから発売中。

ジャンル豊富な郷土の本

ねぷた絵師の三浦呑龍さんは「弘前ねぷた歴」を弘前ねぷた商品製造・販売から出されました。

blog.tugarujikukan.info

 津軽の夏は短くも、激しい。

「冬の寒中見舞いにねぷた絵の葉書でだすのも、風情があるっきゃ」と、堀江社長がおっしゃっていました。

名棟梁の堀江佐吉の技を受け継ぐ建設会社です。

上記で紹介しきれなかった著者の御本を一挙に。

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多彩なジャンル
  • 濱山哲也さん『濱山哲也―おっとっとおっととっとと生きている」
  • 横手一彦さん『戦後文学成立期に関する研究』
  • 牛島美和さん『社会とかかわって学ぶ~大学生が取り組んだ世代生徒市民性のサービス・ラーニング実践』
  • 大川誠さん『ガイドひろさき2018』『改訂版ひろさき読解本』
  • 長利冬道さん『長利冬道歌集☆すばる☆+α』
  • 北山まみどりさん『北山まみどり―笑うから奥へ奥へと通される』
  • 牛田泰正さん『外食産業創業者列伝』
  • 蛯名武さん『貴様馬鹿野郎―元青森県副知事蛯名武の自分誌』
  • 福眞吉美さん『CD-ROM弘前藩庁日記ひろいよみ【御国・江戸】』
  • 米谷眞さん『生命を育む星地球』

この日、著者がスピーチしたたくさんの本はすべて紀伊国屋弘前店にて取り扱っています。ぜひお手に取って、ご覧ください。

まとめ

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弘前パークホテル入り口

2月4日弘前パークホテルにて開催された『出版を祝う新春の集い』についてお伝えしました。

ねぷた絵師や地元作家が2018年度に発刊した自著を語るスピーチがあり、多彩な本を知ることができます。

懐かしい方やお世話になった方に再会でき、うれしいひと時でした。 お目にかかることができた方々に感謝を申し上げます。有難うございました。

 

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