田舎館村の田んぼアートは今年で23回目。
第1会場は村役場の敷地内にある展望台から観覧できます。
8月末まで観覧時間は 8:30~18:00
最終入館は17:30
9月から10月2日までは 9:00~17:00の時間となっています。
今回はハリウッド映画が題材です。
「風と共に去りぬ 」
ハリウッドの数多ある名画のなかでも、伝説的な大ヒット作。
日本での公開は1952年
ヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブルの有名なワンシーンが、田んぼに!
田をキャンバスに
古代米など色の異なる稲を植えることで、微妙な色彩を表現しているのですから、素晴らしい。
こちらは11種類の稲を使っているそうです。
新品種『青天の霹靂』も、しっかりアピールされておりますが、
クラーク・ゲーブルの髪の毛筋や、シャツの陰影に、ためいきが出ました.。゚+.(・∀・)゚+.゚
もちろん、ヴィヴィアン・リーの美貌にも☆
映画の主人公 スカーレット・オハラが活き活きとよみがえります。
アメリカの南北戦争の時代を背景 に、
南部の大地主の家に生まれたスカーレットの激しく燃え上がる恋と、
激情家ゆえに苦難の道をゆく生き方 。
テレビに放映され、なんども見た大好きな映画です。
緻密な計測と遠近法で
「すばらしい出来栄えですね」
係りの方に伝えると、
「前のモナリザのとき、平面では良かったのですが、上から眺めたとき、太目に映りました。それからは遠近法を考え、緻密な計測を行っているのです」
エレベーター前で、そう話してくれました。
偶然、田舎館の学校に勤めたという女性と一緒に乗りあわせて、
「私が勤めていたとき、稲の管理に苦労したものです。子どもたちが混ぜてしまわないよう、注意したものですよ」
そんな話も伺うことが出来ました。
関係者の皆さんは、さぞや23年の間に試行錯誤したことでしょう。
いまや世界に知られる田んぼアートです。
昨年は、天皇陛下と皇后さまもご閲覧 になられました。
第2会場は道の駅いなかだて『弥生の里』
第2会場は弥生展望台から、『スターウォーズ・フォースの覚醒』
SF映画の傑作シリーズ!
12月18日に新作が公開です
こちら、ワイドカメラでないと全て収めることができません。
スケールが大きい!
私が観覧したのは平日でしたので、両会場とも空いていましたが、ねぶた期間中や秋口はかなり混雑します。
料金は各会場毎に、大人200円
子学生100円
未就学児童 手帳を提示で障がいをお持ちの方は無料。
稲刈りは10月4日の予定です。
国の史跡である垂柳遺跡
田舎館村からは、弥生時代中期末の水田遺構が発見されています。
数万個の弥生人の足跡が残る垂柳遺跡。
前に、弥生の里の裏手にある田舎館村埋蔵文化センターを見学したことがありますが
小さめの足跡がぺたぺたと田の土に残った遺跡に、心がふるえました(・∀・)
弥生人は小柄だったようです。
津軽平野の中央に位置する田舎館村は、そのほかにも城跡や円空仏もあって、とても歴史の古い村です。
日本刀の見学日
会場の壁に、日本刀制作工房の見学の案内がありました。
刀匠 中畑國廣(なかはたくにひろ)さんの鍛冶場が見学できるそうです。
前にグラフ青森社の「青森の暮らし」の担当記事で取材させて頂きました。
日本刀は職人魂の神髄。
いま、ブームです。刀剣女子とか、若い女性が興味を抱いているようで。
こちらのほうが見やすいでしょうか。
料金500円で、刀匠が作った本物の日本刀を見学できる機会です。
詳しい問い合わせは、役場企画観光課 0172-58-2111へどうぞ
田舎館村が世界に誇る田んぼアート、
吹き渡る津軽の風を感じて、期間限定の絶景をぜひ(*^_^*)
2018年8月11日更新しました。
スポンサーリンク