コーヒーの香りに誘われました。
弘前大学の構内にオープンした『弘大カフェ 成田専蔵珈琲店』へ。
6月19日、太宰治の生誕祭にあわせ、開店。
1925年(大正14)、外国人教師とその家族の住居として建てられた洋館です。
もともとは富田に建てられた西洋風建築物。
2棟ありましたが、2004年に弘大構内に移築した際、保存状態がいい部材で木造2階建ての1棟を復元しました。
前は旧制弘前高に関する資料や写真などを展示していたけれど、来館者数が低迷。
建物の活用策を模索する中で、弘前市の市役所のとなりにある、国の登録有形文化財「旧第八師団長官舎」にて営業しているスターバックスコーヒーがヒントになったそうです。
太宰治は弘前大学の前身である、官立弘前高校で学び、卒業と同時に、東京大学へ進学。
カフェがオープンした外国人教師館は、太宰治が目にした洋館です。
19日は舞踏のパフォーマンスあり、無料のコーヒーふるまいあり。
たいへんなにぎわいでした。
舞踏家 伊藤由香さんによる創作舞踏「森の妖精」演舞
真っ白な衣装が巫女さんみたい。
すべての邪気を祓って、前途を祝福というテーマなのでしょう。
オープニングセレモニーが10時から
オーナーの成田専蔵氏や、弘前大学学長、弘前ペンクラブ 齋藤三千政会長の挨拶も。
太宰治の作品の朗読も予定に入っていますね。
大きな桜の樹のそばに、コーヒーのセットアップ。
舞踏の後、コーヒー抽出パーフォーマンスがありましたが、私が見学できたのは時間の都合により、舞踏だけです。
太宰が旧制高校時代を過ごした学び舎は、弘前大学となり、全国津々浦々から学生さんがやってきて、学んでいます。
昨今は、とくに北海道からの方が多いと聞きました。
外国人教師館。
意外と、廊下と階段がせまくて、体の大きな欧米の方は住みにくかったかもしれません。
お祝いのお花があふれんばかり。
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一階の2部屋のほか、2階もカフェとして開放。
開け放した窓から吹き抜ける風もさわやか。
100年以上を経た洋館とは思えない、モダンな造り。
窓の外の緑がきれいです。
弘前大学キャンパスでは、春に桜、秋は紅葉が楽しめます。
カフェのメニューはいろいろあります。
エスプレッソコーヒー
カフェラテ
マイルドコーヒーのほか
ソフトドリンクも。
カシスヨーグルト
リンゴサイダー
リンゴジュース
そして、ランチプレート
サンドA(ふわふわオムレツサンド)
サンドB〈フレッシュレタスとハムのサンド)
トーストやコーヒードーナッツもメニューに☆
軽食もあって、充実ですね。
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無料コーヒー、いただきました♪
クッキー付きでありがとうございます。
午前10時に来たとき、あまりの行列だったので、午後に出直したのです。
午後2時すぎ、けっこう混んでいましたが、すんなりいただくことができました。
『藩士の珈琲』で名高い、成田専蔵珈琲店は、コーヒースクールも運営。
ほんと香り高く、おいしい(*^_^*)
木々の緑が美しく、また訪れたいカフェ。
テラス席もすてき。
オアシスみたいな空間です。
営業時間は10時~19時。日曜定休。
テーブルとカウンター席、34席があります。
2018年8月18日更新しました。
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