弘前城菊と紅葉まつりは13日までですが、9日には雪がうっすら降りました。でも、もうしばらく、弘前公園の紅葉は楽しめると思います。
本当にきれいなんです! カエデや桜に常緑の松や杉やモミノキがあって、秋の色彩ハーモニーに感じ入ることでしょう。
秋の弘前城、祭り会場以外の、5つの見どころをまとめてみます。
①南内門から見る紅葉
ここは撮影スポットで、カメラマンが三脚を立てて、行きすぎる人が絶えるのを待っています。
光はハレーションかしら? それとも私のカメラレンズに汚れがある?……ご容赦ください(●´ω`●)
②下乗橋から眺める石垣
真っ赤な紅葉が石垣に映えます。
石垣にナンバーをつけているところ。改修工事はこれからが本番です。クレーン車であんなに高いところまで登っての作業! 事故がありませんように。
③弘前城・天守
桜の木々が取り囲む位置に昨年、曳屋で移動しました。眺望台から岩木山とともに眺めることができる。四季それぞれに「あっぱれ」の気分が味わえますよ。
6年後に石垣が修理されたら、また曳屋で元の位置に戻るようです。
岩木山と紅葉は秋ならではの風景。11月7日午前に出かけましたが、山頂に雲がかかっていました。午後には雲が取れたみたい。すっきりとしたお山を拝んだ方は、感動したことでしょう。
④もみじ谷
本丸から6月末に藤の花が咲く池へと降りる石段は通称「もみじ谷」と呼ばれています。
紅葉が重なり合うように。けっこうきつめの石段です。江戸時代に創建された五層の天守は、このもみじ谷の上・西南の一角にありました。1627年に落雷で焼失し、火薬庫に火が燃え移り、大炎上。
現在の天守は、1810年9代藩主・寧親(やすちか)公のとき、『惣物見やぐら』として幕府からやっと許可を得て建てることができました。
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この時代は、勝手に城を造ると、謀反の疑いありとされ、藩が取り潰される可能性があっあっため、焼失から180年後に建てたのでした。二度目の天守閣は全国的にめずらしく、それは蝦夷地(えぞち)警護などの労が認められたからだそうです。
ご夫婦でしょうか。お着物のご婦人とご主人らしき男性がひと休み。小春日和だったので、散策の方が多かったですよ。
⑤ 春陽橋から紺屋町にある旧屯所を望む
お濠に沿って続く桜並木が命を燃やして色づいています。すっかり葉を落として、来春にまた桜の花をさかせてくれるでしょう。
おいしそうなカモちゃんがいっぱい羽を休めていて、思わず『カモ盗りごんべい』の昔話を思い出したのです。公園内は、ワナを仕掛けるのは禁止ですから、あしからず。
番外編 元動物園があった池のほとり
箱庭みたいな美しさは、むかし熊小屋があったところ。今は二宮尊徳が薪を背負い、歩きながら本を読む像と池があります。
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そうそう、弘前公園はポケモンGOをゲットできるスポットですね。公園内なら、歩きスマホも安全かも。でも、うっかり転ばないでね。
5つに、しぼりきれず、番外編も。お濠はどこもきれいですし、まだまだこのほかにもたくさんスポットがあります。秋の風情ある弘前公園をどうぞご自身の目で堪能ください。
2018年8月5日、更新しました。
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