19日は風がなく、気温が8℃くらいまで上がりました。
岩木山もすっきりと見えていたので、弘前公園を散策。桜や紅葉の時期が有名ですが、冬晴れの天守は雪景色と相まって、風情があります!
冬期間は本丸の入場料が無料。
天気が良いせいでしょう、カメラマンがけっこういました。台湾か、ベトナムかタイか……海外からのゲストもいます! 冬の弘前は穏やかな天気だと、雪が魅力的ですね。
石垣解体のための番号付けが今日も行われていました。午前11時ころの様子です。
ショベルカーのアームにとりつけられた作業台。
寒さが厳しい日は、たいへんでしょう。
雪を取り除いてから、ひとつひとつが手作業。
夕方のニュースで今日で番号付けが終了したと放送されました。
来春まで、作業を休むそうです。一番さいごの番号が2518。南東角の石垣だとか。
来年はいよいよ石垣解体。どんなふうに進められるのか、今後も見学したいと思います。
本丸から見た岩木山。
雲一つなく、快晴。弘前の冬がいつもこれほど穏やかならば、『ぐだめぐ』ことはないのです。
でも雪がずっぱど降りしきると、交通障害はあるわ、雪かきに追われるわで、日常が滞る。
しかも、老人世帯が多くなっている市内なので、玄関先の雪かきもままならないケースが増えています。近所でボランティアができると良いのですが、若い人が少ないため、なかなかできないのです。
一晩に50㎝も降るときがあるので、どこのお宅も持て余してしまいます。弘前は岩木川の河川敷まで雪捨て場は数か所設置されます。トラックに積んで、雪捨て場に持って行く。それも人手が要りますね。
しかし、ぜんぜん雪が降らないと、津軽らしさがなくなるかも。
夏は酷暑で冬は極寒ですが、空気はおいしくて、水が豊富できれい。将来はとても貴重なキーワードになるに違いありませんね、水と空気、緑が豊かなことは。
スポンサーリンク
年末年始は、冬山登山をされる方もいるでしょうか。
岩木山は標高1625メートルで、青森県で最も高い山。かつて大館鳳鳴高校の生徒さんがこの山で遭難しました。吹雪に迷って鰺ヶ沢方面へ進んだそうです。
壮麗であるとともに厳しいお山を、本丸から拝んで今年1年を無事に過ごせたこと、遠くで暮らす子ども達も守って下さいと、祈りました。
岩木山は津軽の人々にとって今も昔も信仰の山です。
2018年8月8日更新しました。
スポンサーリンク