気持の良い快晴です!
五所川原市狼長根(おいのながね)公園に隣接している歴史的な建造物・楠美家住宅に集合して『いぶし体験&ノルディックウォーク』に参加しました。
主催は五所川原ノルディックウォーク倶楽部。
りっぱな茅葺き屋根の楠美家住宅は、明治19年に棟上げされた茅葺寄棟造(かやぶきよせむねつくり)。
青森県五所川市大字持子沢字隠川695-4
入館料は無料
休館日:12月1日~3月31日
今月いっぱいは休館ですが、この日はいぶしのため特別に開館。
掛け流しの夢野温泉が近くにあります。
いぶしは年に1度、薪ストーブや囲炉裏で火力を調節し、室内に煙を充満させます。
出発前に見学すると、目に沁みるわ、鼻につんとくるわで煙たくて~。
とっても大きな豪農の住宅、何のためにいぶすのでしょうか?
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茅葺き住宅のいぶし、メリットは
「いぶさねば、カメムシ出はって、大変だんず」
1886年に棟上げされ130年を経た古民家。
しかも茅葺き屋根ということで、害虫予防のためにいぶすそうです。
そして、柱や梁の強度を保つ作用も。
昔は、いろりの煙で自然にいぶしが行われていましたが現在は、冬の間は閉鎖しているので、害虫がめざめる頃に行うそうです。
ノルディックウォーク、初体験!!
楠美家住宅を見学した後は、狼長根公園と森林公園をウォーク。
スノーシューを着けて、ノルディックウォークです。初体験だったので、自分の足に調節する方法が解からず、五所川原ノルディックウォーク倶楽部の方のお世話になりました。有難うございます。
スノーシューは歯がついて雪をがっちり噛むため、すべりません。
「斜面では踏み込んで体重を掛けながら、一歩一歩 進むのが安全ですよ」と倶楽部の方。
岩木山がくっきり。
弘前市からの眺めと違い、山頂がとがっています。
ノルディックウォークは、2本のポールを使いながら歩きます。
元々はノルディックスキーの夏場の訓練のためにフィンランドなどで発達。
自分のペースで全身運動をしながら、散策できます。
狼長根公園の広さにびっくり。
ため池に架かった橋を越えるときが最もスリル満点でした。
雪が真ん中にあって、平均台のように細かったから。
ゆっくり焦らず。
リンゴ園の中も歩きます。
選定作業が進んでいます。はるかな山並みに八甲田が望め、晴れ晴れとした気分で歩くことができました。
五所側市内を含む津軽平野を一望。
「海も見えますよ」
指導員の方が説明してくれました。
手前の大きな建物はつがる富士見温泉。
雪の上でのスノーシュー体験、風がなくて空が碧くて最高!
超初心者でしたが、やみつきになりそう。
でも、後半は疲れて、ちょっとばて気味に。
「あともう少しですか?」
「いや、まだありますよ。参加者のなかでは若いほうなのにもう疲れました?」
はい、皆さんは健脚です。
この日は朝9時に楠美家住宅の駐車場に集合。9時半に出発し、11時20分ころまでのノルディックウォークでした。
狼長根公園、夏にもういちど歩いてみたい。
今年は少し山歩きをしてロコモ予防のためにも、筋力をつけたいと思います。
2018年8月16日更新しました。
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