KOGIN FES・第6回こぎんフェスが4月28日~30日まで弘前文化交流館ホール(ヒロロ4階)で開催されています。
津軽こぎん刺しを世界に発信する目的で創設されたこぎんフェスは、入場無料。
古作こぎんや新しいこぎん作家の作品を、たくさん見学したり購入したりできる機会です。
展示ブースには「スタバdeこぎん」メンバー作品も!!
なんと私のこぎん刺しモドコも飾ってくれました。昨年の第5回こぎんフェスを見たときは、まさか自分のこぎんを展示なんて、大それたことは思いもしませんでした。
拙作は壁にかかった額の左側。ちょっと遠目なので、刺し目の粗が目立たないみたい(*^_^*)
スタバdeこぎんのメンバーの作品。月に一度、スターバックス弘前店でちくちくこぎんを気軽に刺す会です。主宰は、さいとうサポートの斎藤美佳子さん。
津軽こぎん刺しとは?
青森県津軽地方に古くから伝わる津軽こぎん刺しは、『世界のどこにもない農民衣の結晶』と、私の師である故・田中忠三郎先生はおっしゃいました。
古作こぎんは、藍で染めた麻布に白い木綿糸で刺し綴ります。
英語ではembroidery(エンブロィデリー):刺繍に分類されるようですね。
このごろは小さな紋様を刺して、生活雑貨のアクセントにすることができるので、かわいいと話題に。
また、ハンドメイドは世界中で根強い人気があります。私は実際にマレーシアの首都クアラルンプールに出店している紀伊国屋書店で、こぎん刺しの本を見かけました。
津軽こぎん刺しが世界へ羽ばたく!
それはもう夢物語ではありません。ジャパンブルーと賞賛される日本の藍とともに、ますます認知されることでしょう。
こぎんフェスで買う
展示作品をじっくり見学の後は、ショッピングも楽しいですね。作家の作品やこぎん刺しの糸や布を買うことができます。
スワローティル・内本明美さんのブースは国際感覚にあふれて、若い世代を中心に人気。
ロック歌手・声優など幅広い活動をされる内本さんです。
こぎん刺しも見事なものばかり♪
さしぼぅさんのブースはボタンやブローチ、イヤリング・ピアスなどが豊富。細やかな刺し目が特徴です。
こちらは非売品。
スタバdeこぎんのメンバーりかさんの「アケビのつるで編んだバッグ」に、さしぼぅさんが刺したこぎんのリボンを施しました。
すてきですね! 依頼主のりかさんも満足のご様子で☆
さしぼぅさんは注文の依頼にも対応しています。
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作家によって色々な作品がならぶので、目移りしちゃいます。女性客が多いけれど、男性の刺し手もいます。
ご夫婦で作品を鑑賞されたり、お子さん連れの方がいたり毎年、好評なこぎんフェス。
今回、私が買ったのはブローチと帯留め。
さしぼぅさんの作品です。
ブローチは娘にあげようと思ったのですよ。
そうしたら、帯留めの刺し模様を見て「ステキ、こっちがいい!」と。
1点ものでした。
気軽な紬やウール着物に、名古屋帯を合わせたとき使いたい帯留めです。
こぎんフェスは4月30日午後18:00まで☆
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