久しぶりにベンセ湿原に出かけました。
ニッコウキスゲの黄色い花じゅうたんが津軽国定公園のなかに広がります。
弘前市から五所川原を通って車で行きましたが、1時間ほどかかりました。ちょっと遠回りをしたみたい。
ベンセ湿原があるのは、青森県の西北部にある広大な丘陵。
縄文時代に亀ヶ岡文化が花開いた一帯です。
遮光器土偶が発掘された所から、湿原はそんなに離れていません。
ベンセ湿原
〒青森県つがる市木造舘岡野崎21-10
日本自然100選・植物の宝庫
ユリ科の植物であるニッコウキスゲは多年草で、朝に開いて夕方にはしぼみます。
陽射しを浴びて咲き誇るのが、1日なんですね。
花の命は短いけれど、次々とつぼみが花開くので、今週末まで花が残っているでしょう。
木の板が歩道になっています。
ぬかるみのなかに様々な花が咲いて、日本自然100選に指定されている湿原です。
前に原野火災が燃え移り、ベンセ湿原も火事になったことがありました。2007年と2015年11月です。一帯はサルケという泥炭層のため燃えやすいとニュースで聞いた記憶があります。
でも、こうして観る限り被害はなくて、さわやかな風が吹き抜ける日。
ノハナショウブも咲き始めて。
あざやかな紫色のハナショウブは初夏の花。
トキソウです。
津軽ジェンヌさんのブログで知りました。
ジェンヌさんは山野草に詳しい。
つがる市観光バスツアー
つがる市定期観光バスツアーが2017年度は5月30日~6月16日まで運行されています。
受け付けはつがる市役所
申し込み
平成29年6月14日まで。
ツアー参加日の2日前まで
申込先はつがる市観光物産協会事務局
お173-42-2111
ツアー料金
大人ひとり2000円・昼食、施設入館料を含む
中学生以下1500円
参照元:つがる市観光バス-つがる市HP
雲が多かったけれど、時折り太陽が顔を出し、丘の上の風車がゆっくり回っていました。
空と湿原のひろびろした風景。
オオセッカなどの野鳥の声が聞えています。
野鳥の姿はなかなか撮影が難しい。
望遠レンズを構えたカメラマンがいましたよ。
駐車場に秋田や宮城ナンバーの車もありました。
無料で散策できるベンセ湿原、青森の自然を満喫できます。
2018年8月3日、更新しました。
スポンサーリンク