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【田舎館村の田んぼアート2017】緻密さにため息!『ヤマタノオロチとスサノオノミコト』と桃太郎

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2017年の田舎館村の田んぼアート、くっきり見えるようになりました!

写真は7月10日に撮影したものです。
2017年度のテーマは、第1田んぼアート田舎館村展望台が『ヤマタノオロチスサノオノミコト』、
第2田んぼアート 弥生の里展望所が『桃太郎伝説』。

津軽平野のほぼ中央に位置する田舎館村へは、自家用車のほか私鉄の弘南電車で向かうことが可能。

好評の石のアートは、第2田んぼアート石原裕次郎とPrincess Diana(ダイアナ元妃)を見ることができます。

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田舎館村田んぼアートとは?

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弘前市から車で20分ほどの田舎館村(いなかだてむら)は、弥生時代から稲作が行われ、田んぼ遺跡が発掘された地。

「寒い気候の青森に稲作が伝わったのは早くても平安時代」という定説を覆した遺跡です。

2000年前の炭化した米粒も見つかった田舎館村には、埋蔵文化財資料館も建っています。

そこで田んぼをキャンバスに見立てて、古代米などすべて稲で表現する田んぼアートが始められました。 今年2017年は25回目になります。

第1会場は田舎館村展望台

パノラマ田んぼアート第1

パノラマ写真の全景です。
農道をはさんで、『ヤマタノオロチスサノオノミコト

緻密なんですよ、色遣いが!!
稲で迫力あるヤマタノオロチを描くなんて、スゴ過ぎです。

ヤマタノオロチ伝説とは?


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日本神話に登場する八岐大蛇(ヤマタノオロチ)は、ひとつの胴体に八つの頭と八つの尻尾をもつ大蛇。

物語をざっと言うとー。
出雲の国にやってきたスサノオノミコトは、泣いている老父と老母を見つけて、悲しみのワケを訪ねます。
「私たちには8人の娘がいたのですが、毎年ひとりずつ娘がヤマタノオロチに喰われてしまい、たった一人残った娘もまもなく喰われるかと思うと、涙がとまらない」
その話を聞いたスサノオノミコトが退治に乗り出す。

どうです、悪そうな顔つきのおろち(ヘビ)でしょう!
「目はホオズキのように真っ赤であり、体にはコケやヒノキ、スギが生えて八つの谷と八つの丘にまたがるほど巨大。腹はいつも血でただれている」

頭が八つあるか、数えてみへ~。
あれ、七つしかねッ!
ひとつは酒の甕(かめ)をかぶってらんだびょん。

展望台の入館料は?


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田舎館には津軽為信公が津軽地方を統一する前から、お城がありました。

村役場はお城がデザインされた庁舎となって、その建物に展望デッキがあります。

田んぼアートは、展望デッキから眺めたときもっとも美しくみえるように遠近法を調節して作られていました。

展望デッキの入館料は中学生以上は300円。
天守閣にも上ってみたいときは別途200円かかります。
2018年8月3日、更新しました。


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シャトルワゴン『たさあべ号』は便利

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第1会場と第2会場は車で6分くらい離れています。

移動には無料シャトルワゴン『たさあべ号』が30分間隔で運行されて、便利。

『たさあべ』は津軽弁で、田んぼに行こうという意味です。あべは行くの方言。

無料シャトルワゴンの運行時間は田んぼアート利用案内のHPでどうぞ。

わいは、津軽弁だっきゃ、なんも難しくねぉん。
慣れれば、誰でもしゃべるに良ぐなるよ。

弥生の里展望所から眺める桃太郎

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道の駅いなかだての奥の方にあるのが、『弥生の里展望所』です。

大人ひとり300円の入館料で、エレベーターで上の階へ。

こちらのテーマは桃太郎!

犬とキジと猿の家来を従え、鬼退治へ出陣です。

鬼のお宝をぶんどってヒーローになる!

日本の伝説がついに田んぼアートに登場です。

石のアート

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石のアート、ダイアナ妃と鬼のコラボで撮影してみました。
30代の若さで事故死したイギリスの元王妃です。

来日なさったときの美しさが胸によみがえりますね~。


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石原裕次郎は2017年もタバコをくゆらせ健在。
「平和だな ゴジラの鼻に赤とんぼ」
最優秀賞の川柳がならべてありますよ。

2016年は『シンゴジラ』がテーマでした、なつかしい。

田んぼアートへのアクセスは?

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弘前と黒石をむすぶ弘南鉄道に乗車すると、田んぼアート駅で降りることができます。
県外からの旅行の方はこの電車が便利でしょう。

田んぼアート駅は第2展望所のすぐ近くですし、『道の駅いなかだて』へは、徒歩3分。

レストラン『じゃいご』もありますから、お食事もできます。

さあ、田んぼアートへ行くべ♪
第1田んぼアート展望デッキと弥生の里展望所は7月15日~8月31日の期間は、午前8:30から午後6:00(午後5:30まで入場すると見学可能)の時間帯に開館しています。


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