7月中旬に、三沢市に出かけて星野リゾート青森屋にも寄ることができました。
元は古牧温泉として知られた観光施設。昭和40年ころ、古い牧場の場所を掘削したら、良質な温泉がわき出たと聞いております。
現在は星野リゾートグループのひとつ。
さて『しがっこ金魚まつり』が8月末まで開催ということで、南部地方でみる金魚ねぷたに感動しました♪
しがっこは、東北弁で氷のことですね。
津軽弁では「しがま」しがまっこ」です。
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青森のねぶた祭りを体感できる
しがっこ金魚まつりは、じゃわめぐ広場にて開催。
金魚ねぷたの回廊は、美しく幻想的です。
巨大な黒い金魚が氷の桶(おけ)に入って涼んでいる~。
気持ち良さげ!
わあ、弘前ねぷたがある!!
弘前はねぷた。青森はねぶたと発音され、形と囃子や掛け声に違いがあります。
過去記事は弘前ねぷた2017、伝統の扇ねぷたと個性的な前ねぷたが特徴
80を過ぎた年配の方は、「ねんぷた」と言う方も。江戸時代に藩主がご覧なったという記述が、弘前藩日記にもある伝統的な祭り。
過去記事に弘前ねぷた、組ねぷたもあります。弘前ねぷた2017、組ねぷたは迫力たっぷり
「ヤーヤドー」の掛け声が私の胸にこだましました。
青森ねぶたもありました!
「ラッセラー、ラッセラー、ラッセラッセラー」
今年は久しぶりになぬかびに青森ねぶたを堪能したので、跳人(はねと)の乱舞が目に焼き付いています。
青森花火大会と青森ねぶたの昼の運行に酔いしれて
館内、祭り一色。
金魚ねぶたアイスや金魚かき氷があるんですね♪
生きている金魚を準備中で、じっと見つめる少年は泊まり客でしょうか。
迷路のように館内が広い。
あおもり工房は楽しい雰囲気で~。
「やってみるべ」の幟(のぼり)にそそられました!
「しがっこ金魚まつり」はお土産売り場のある地下1階にて開催。
こぎん刺しや津軽塗、お菓子など充実の品ぞろえ。
敷地は広くて、散策すると足湯を見つけました。
数年前に、実業家であり民俗学者の渋沢敬三の邸宅を見学したことがあります。前社長が渋沢敬三に仕えた方で、東京から移築。
資産家の渋沢敬三はこの地に山林を持ち、開拓に努めたそうです。昭和の初めに青森は凶作が続き、経済的に疲弊していたため、地元の人々を雇用。
戦後の財閥解体で渋沢家は財産のほとんどを失いましたが、民俗研究と古民具は残されていました。現在は弘前大学などに古民具が寄贈されています。
敷地のなかに森やカッパ池、ポニー牧場など見どころ満載。
今回は日帰りでしたが、いつかゆっくり宿泊したいと思った県南への旅です。
2018年8月3日、更新しました。
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