2024年5月1日更新しました
青森県のお出かけスポットである、西津軽郡深浦町を紹介します。世界遺産に登録されている白神山地と、日本海に囲まれた自然豊かな地域。
青森ー能代間を運行する五能線「リゾートしらかみ」で、津軽のリンゴ園や海を見ながら旅するのも良いですね!
また、海に沈む夕日を眺めながら温泉に入ることができる不老不死温泉など、宿泊場所もあります。
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奇岩の景勝地 千畳敷海岸
千畳敷海岸は、荒々しく隆起した岩と、日本海の波しぶきがダイナミックです。
1793年(寛政4)の「寛政西津軽地震」によって海底が隆起してできたそうで、藩政時代には弘前藩主が千畳の畳をしいて宴をしたと伝えられています。
海岸隆起から200年!
たった200年とは、さぞや大地震だったのでしょう。
千畳敷海岸隆起生誕200年記念の碑には、太宰治の『小説 津軽』の一節が刻まれています。
太宰は1944年5月から6月にかけて取材旅行をし、7月に書き上げて、本は11月には刊行されました。
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太宰が見た西海岸
「木造から、五能線に依って約三十分くらいで鳴澤、鰺ヶ澤と過ぎ、その邊で津軽平野もおしまいになって、それから列車は日本海岸に沿うて走り、右に海を眺めた左にすぐ出羽丘陵北端の……」
太宰が列車で西海岸を訪れたのは戦時中。
『小説 津軽』を読むと毎日、大量のお酒を飲んで、びっくりするくらいの距離を歩いています。
当時は列車を降りたら、徒歩で移動。太宰は意外と健脚だったみたい。
太宰治が泊まった旅館は、『太宰の宿ふかうら文学館』として公開されています。
今回、私がじっくり眺めたのは石仏です。
十体以上もありました。
大岩が石仏の祠になっていますね。
奇岩と石仏が印象深い風景です。
鷺岩
鎧岩
潮吹岩
大黒岩
恵比寿岩
小戸瀬岩、
大戸瀬岩
盃乃潤
かぶと岩
岩に名前があるんです。
ライオン岩。
夕陽がきれいな千畳敷海岸です。
吼えるライオンと夕陽に染まる海と空が絶景。
食堂やお土産屋さんも並んで、前に食事をしました。そのとき貝焼き味噌用の大きな貝殻を買いましたよ。 いまも愛用しています。
青森の郷土料理、貝焼き味噌を作るとき、使います。
海を見ながら風に吹かれるのが好きです。
年に2,3度しか海を見ることがないせいか、ただ波を眺めても飽きることがない。
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道の駅ふかうら かそせ いか焼き村
千畳敷海岸からもう少し足をのばすと、道の駅ふかうら『かそせ いか焼き村』があります。スルメイカが不漁のため、名物のいか焼きは少し値上げされました。
西海岸をドライブして、いか焼き村で買い物するのが、私の定番コース。
漁があるときは、深浦の沖合で獲れた生マグロが入荷しているかも。
深浦町は四季を通じて見どころがあり、北金ヶ沢の大銀杏は例年11月中旬ころ見頃になります。
圧倒的な存在感!北金ケ沢の大銀杏
一本の樹と思えないくらい枝を広げて、黄色く色付いた葉を茂らせていました。
日本一の大銀杏は深浦町の北金ケ沢にあり、色づくころはライトアップされ、黄金色。
ブナの原生林に囲まれた神秘の十二湖
世界遺産・白神山地の原生林のなかにある神秘の青い湖。
海外からの観光客にも人気です。
湖水が碧く見えるのは、湧水がきれいで透明度が高いから。
世界遺産・白神山地のブナの森に囲まれていますから、トレッキングをしながらの森林浴も最適。
森の物産館キョロロで一服しながら、お土産を買うことができます。
コテージがあるリフレッシュ休暇村で宿泊が可能。
海と森と山が楽しめる深浦町で、自然のなかに身をひたすとなにか大切なものがみつかるかもしれませんね~。
秋の紅葉もすてき。四季折々に楽しめます
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