弘前市兼平にあるフラワーガーデン・ミミにやってきました。
園地は広く、ハウスには人気の多肉植物の鉢植えもあるお花屋さんです。
花き栽培農家であり、アレンジフラワーや切り花などを店舗や、道の駅「四季彩館」に出荷して、事業を展開中。
2018年度にはエディブルフラワーを使用したスイーツを、食べることができるカフェが出来る予定です。
お花屋さんが作るスイーツなんです♪
エディブルフラワーとは?
食用の花をエディブルフラワーというのです!
私も初めて知りました。
さわやかな秋晴れの10月、中南地域県民局が開催した農のふれカフェお披露目会に参加。
フラワーガーデン・ミミには、『神さんのプチ畑』の体験後にやってきました。
農業とふれあいながら、地元ならではの郷土料理や、新鮮な食材を使用した食べ物を味わうことができるのが、農のふれカフェ。
お披露目会には、県中南地域県民局の担当者の方々や、農カフェのプロデューサー『料理研究一家 古川家』の古川勝也さん、恵里さんごご夫婦、ライターの山内美香さん、そして私:田邊奈津子が参加しました。
秋晴れの下、青森の新たな魅力に気づかされた研修です。
さて、フラワーガーデン・ミミは旧岩木町にあります。
お店の前の道路が、アップルマラソンのコースなので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
それにしても、お花のスイーツはハッとするほど美しい!
生のお花が、そのままヨーグルトムースになっちゃいました♪
ゼラニウムとペチュニアのかれんなお花です。
インスタ映えするから、本格的にオープンしたら女子のファンが増えそうですね。
どうやって作ったのでしょう?
猫の置物と撮影した横からの写真をご覧いただくとわかると思うのですが、ヨーグルトムースと果実ゼリーの2段となったなかに、挿し込んでいるので、花びらがぱっと開いているのです。
食べるのがもっったいないようなお花のデザート。
口に入れると、ヨーグルトムースのさっぱりとした甘さと、お花のほのかな香りが広がります。
ほかのどこにもない、ここでしか食べることのできないスイーツと思いました。無農薬で花を栽培している花農家さんだから、作ることができたスイーツです!
フラワーガーデン・ミミはお母さんの小山内美喜子さんと娘さんの松澤未歩さんが中心になって、スタッフ4・5名と業務に当っています。
お母さんは主に花の栽培やアレンジフラワー、盛り花を、娘さんがカフェ部門を担当。
現在は体験メニューとして、好きなお花を好きな鉢植えに寄せ植えにしたり、花を摘んでアレンジフラワーにしたりできます。
カフェで飲み物とお菓子を買い、食べることも可能。広い園地を巡っての、ひと休みに良いですね。
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フラワーカフェ・ミミとして来春オープン
お花を使用したスイーツは、未歩さんが考案しました。
上の写真は、砂糖漬けのエディブルフラワーを使用したクッキー。
こちらはバターの風味があって、砂糖漬けのお花とマッチング。
ほんとおいしいクッキーです。
『フラワーカフェ・ミミ』としてオープンするのは2018年の春の予定。
お花屋さんは年中無休で営業しています。
多肉植物や小物も
花を栽培しているハウスが2棟。
人気の多肉植物を買うことができます。
社長の美喜子さんは、バイタリティを感じさせる津軽マダムです。
お花に寄せる愛情は細やか。
お客様から預かった鉢植えの土を変えたり、地植えして元気にしたり。
仕事は信用が第一ですからお話を伺い、ビジネスオーナーとして、すごいと思いました。
今後はフラワーガーデンとしてさらに整備して、バラも種類を増やす予定だそうです。
すでにテラスは完成して、お天気が良い日は爽快。360度のパノラマ風景が楽しめ、岩木山もばっちり眺めることができるのです。
山小屋風のショップには、庭に置くオブジェや鉢植えがセレクトされていますし、植物の栽培についてアドバイスを受けることも可能。
小山内美喜子さんはご主人とともに元々はリンゴ農家でしたが、1991年の「リンゴ台風」のときに壊滅的な被害を受けて、花き栽培農家へ移行しました。
「お花を買い求めにくるお客様に、スイーツを楽しみながら休憩できる時間を提供したい。お花屋さんらしいカフェスペースにしたいですね」
お母さんと娘さんの笑顔が明るくて、訪れる人に元気を与えてくれます。
フラワーガーデン・ミミ
青森県弘前市兼平字林元184-2
℡・FAX
0172-82-3754
年中無休で、盛り花やアレンジフラワーを受け付けています。
この記事は2017年10月14日にアップし、2018年8月2日に更新しました。
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