冷たい北風に、身をすくませながら歩くことが多くなった弘前です。
落ち葉が舞い散る10月30日、恒例のスタバdeこぎんに参加することができました。
スターバックス弘前公園前店にて月に1度、津軽こぎん刺しを楽しむ会。活動から丸2年が経ち、認知度もあがっているのでしょう。毎回、「初めまして」の方々とお目にかかります。
不定期かつ平日の開催ですが、赤ちゃんのいる若いママや初心者が、気軽に参加できるのが良いですね。転勤族の奥様も♪
さて、冒頭にアップしたのは、こぎん刺し『さしぼぅ』さんが制作した帯留めです。4月に開催された『こぎんフェス』にて私が買い求めた作品を、塩瀬の名古屋帯に合わせてみました。
合わせやすいデザイン! 私の宝物です。
さしぼぅさんの刺し目はほんとうに緻密。
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気軽にこぎん刺し体験
麻のリネンに細やかに刺す技法は、他の方には真似ができない。
独自性がありますね。
この日はタペストリーを、完成させました。すごい♪
こぎんのベンチ椅子に腰かけて、おしゃべりしたり、100均のくるみぼたんのキットを使う加工の仕方を教えてもらったり。
スタバdeこぎんは、さいとうサポートの斎藤美佳子さんが主宰しています。
スタバ以外のお店でも集う日があるそうです。興味をお持ちの方は美佳子さんのブログやツイッターを、チェックしてみてください。
今回、初参加の方は若い男性がおふたり。
お仕事の関係から、津軽伝統のこぎん刺しに心を惹かれたとのこと。藍のコングレスにきっちりとした刺し目です~。
几帳面な方なのでしょう☆
そうなんです、こぎん刺しは性格がわりと出るかも(-_-;)
私の市松紋様です
くるみボタンにしたくて、ピンクの糸で刺していました。
女性としても文筆家としても尊敬する先輩から、刺し子のコートをゆずっていただきました。
ボタンはリンゴの枝。この服を作ったデザイナーはボタンホールを作るとき、苦心なさったとか。リンゴの枝は堅くて、穴をあけにくかったそうです。
もちろん、リンゴの枝のボタンもすてき。でも、こぎんのくるみボタンもいいかなあと。
こぎん刺しをするようになって、おしゃれの楽しみも増えました。
伝統のなかにも新しさを取り入れることが可能なこぎん刺しは、これからもどんどん進化するのでしょう。
2018年8月3日、更新しました。
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