西目屋村は弘前市役所から、車で走ること30分ほどの山あいの村です。
世界遺産の白神産地のおひざ元。その昔は炭焼きがさかんで、津軽しらかみ湖の湖底に沈みましたが、砂子瀬の集落などがありました。
目屋人形の制作、丹精込めた手作り
さて、村役場にほど近い乳穂ヶ滝(におがたき)が4年ぶりに結氷しました!
乳穂ヶ滝は結氷なるか、2016年
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オリンピックイヤーとリンクして結氷?
4年に一度ということでオリンピックイヤーと同じ?
そんな意見がフェイスブックにもありました。
近年は暖冬傾向なので、結柱しにくいのでしょう。
豪雪地帯の西目屋村ですが、こころなしか道ばたの雪も少ないように見受けられます。
今冬は、穏やかな日と極寒の差が激しい。
入り口の鳥居は、赤いライトップ。
妖気ただよう雰囲気?
いえいえ、この滝は昔からの霊地。
明治期に活躍した弘前出身の絵師、平尾魯仙(1808~80年)も描写しています。
平尾魯仙の偉業 東奥日報
2月26日の7時頃は、カメラマンや家族連れも多かったですね。風はなく気温はマイナス5度でしたが、まあ、このくらいなら地元民はへっちゃら。
そうそう2月第3日曜日は毎年、結氷の太さや形からその年の作柄を占う神事が執り行われています。
2018年度の2月18日の時点では、まだ氷の柱になっておらず、「豊作は期待できない」というお言葉でした。
でも、数日後に結柱したので、今年の作柄には期待できるのではないでしょうか。
坂を登ると、不動尊や薬師様のお堂があります。
そして近づくと、滝の水がしたたる音がする♪
シャラン、シャラルン……瞬間的に水が凍って氷の柱は徐々に太く。
雪の階段を登りますが、途中からすべりやすくなっていたので、無理せず。
春か夏の時期にお参りしたいと思います。
氷の芸術作品。
自然は偉大なアーティストです。
ライトアップは2月28日夜10時まで。
氷結が折れたときはその時点で終了。
天気予報では今月いっぱい持ちそうな予感です。
圧倒される冬景色です、機会がありましたらぜひご覧下さい。
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