つがる時空間

青森県弘前市を中心に弘前公園やねぷた、こぎん刺しを紹介

【そらとぶこぎん第2号】津軽こぎん刺しの専門誌で読み応えある本

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そらとぶこぎん第2号が4月25日に発刊となりました。
津軽発のこぎん刺し雑誌として、年に1度の発行。今回は福島県昭和村に手織り麻を今も作る「織り姫」を取材したページから始まります。

麻は北東北で長く利用された天然繊維。
縄文時代から麻衣として人々に着用され、戦後GHQにより大麻の栽培が禁じられるまで、津軽には欠かせないものでした。

農民が麻しか着ることを許されなかった江戸時代。当時のこぎん刺し衣が文献にあり、麻衣を暖かく着るための工夫として発達しました。

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植物の麻を刈り取り、それを大釜で煮て糸紡ぎをするまでの工程は非常に手間と時間を要するため、現代ではなかなか再現できません。

福島県昭和村は、いまも伝統の麻糸づくりをして機織りをして麻の反物を織っています。
過去記事:麻てらすの映画に青森市の故・田中忠三郎氏が声の出演

そらとぶこぎん第2号には、弘前出身で昭和村に在住の山内えり子さんが「からむし(苧麻:イラクサ科)」から布作りをしている活動を丹念に紹介しています。
特集はほかにも『つがると手織り麻布』、こぎんをレポートではこぎん情報に特化したサイトを、地元の手芸店に「つきや」が登場。

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こぎん蒐集の石田昭子さん

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旧岩木町在住の石田昭子さん(90歳)のこぎんに対する想いもたっぷりと掲載。
上の画像は、石田昭子さんの『そらとぶこぎん展』のときに撮影した1枚です。

宙とぶこぎん展、石田昭子さん蒐集の古作こぎん衣

昭和30年代にバスを乗り継いで、山奥の集落を訪ね歩いて蒐集したエピソードが胸に響きます。

そらとぶこぎん第2号は鈴木真枝さん、石田舞子さん、小畑智恵さんが発行&編集。
巻末に私の寄稿文「こぎんの唄」も掲載されています。
ご高覧いただけたら、うれしく思います。

そらとぶこぎんフェイスブックページ

税込み価格1000円
県内の書店や津軽工房社などにて販売中
発行所の津軽書房でも取り扱いがあります。
津軽書房
〒036-8332
弘前市亀甲町75番地
℡0172-33-1412
FAX0172-33-1748


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