りんご栽培が青森県に導入されて150年🍎
平川市在住の木浪真由美さんが「木浪真由美的 青森りんご物語1」をご上梓されました。
藤崎町で出版記念会が開かれ、お話を拝聴できたのでお伝えします。
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りんご歴史研究所
青森りんご歴史伝承家 木浪真由美さんが、登壇された講演会。
会場は藤崎町の旧家である藤本邸です。
津軽弁でいうところの「おおやげ・資産家」だった 藤本家は明治時代から、りんご移出業で財を成したのです。
四つ座敷の広さは昭和30年代の初め、祝言を自宅で3日3晩したからで、築70年。
奥様の佳代子さまを前に「青森の暮らし・城下町通信」で取材させて頂きました。
毎朝4時に起きて、おうちの隅々をそうじ。
さらに氏神様の神社のそうじや、道路のゴミ拾いボランティアも。
家事を済ませて出勤と言う働き者で、休日に保育園などで読み聞かせもなさっています。
お会いするたび、生き方にハッとさせられます🍎
りんご栽培150年
甘くてジューシーな「ふじ」の秘話を中心に講演は進みます。
「ふじ」は主力品種。
開発され、普及するまでに尽力した先人たちの苦労話は、涙なしには聞くことができません。
とくに弘前市千年(ちとせ)にリンゴ園があった齊藤昌美氏は、「ふじ」を根付かせるために苦労されたのです。
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弘前市禅林街にあります藤先寺のご住職に 津軽藩士についていろいろ取材させて頂いた時、 偶然ご紹介頂いたのが斎藤文伸さん。 ふじりんごの生みの親の一人、 斎藤昌美さんの息子さんです。
りんごの歴史伝承家の木浪真奈美さまに、初めてお目にかかりました。
弘前大学の講義を聴講するなど、バイタリティが素晴らしい。
日本人として、最も早くりんごを作って食べていた、と言われる松平春嶽、七飯に巨大な果樹園をつくったドイツ人ガルトネル、菊池楯衛に接木法を伝授したアメリカ人技師ルイス・ベーマー。彼らの存在無くして、日本にりんごは根付かなかったかもしれません。
りんご歴史研究所 – 青森県りんご栽培の歴史を伝承しています。
本は市内の書店のほか、amazonから購入可能です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0F62WVFWN
青森もこの頃は酷暑の夏が続いて、りんご栽培は試練ですが、豊作を祈願したい。
コメ不足に揺れる令和7年、りんご農家も減っています。
後継者がいないのが理由。
難しい問題ですが、津軽地方はりんごが基幹産業であることを改めて感じたのです。
まとめ
講演会の後で、藤本佳代子さんお手製のシフォンケーキとおコーヒーを頂きました。
紅茶の風味がおいしいケーキ。
心温まるおもてなしも、ありがとうございます。
りんご歴史研究所を主宰する木浪真由美さんの出版記念会をお伝えしました。
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