岩木山のふもとにある直売所の野市里で、コゴミを買いました。
春一番のフキノトウや、コゴミを味わうと雪どけの足音が聞こえるようですね。
嶽温泉街にほど近いミズバショウ沼まで足を伸ばすと、せせらぎに白くたたずむようなミズバショウを見ることができました。
コロナ自粛のさなかですが、コゴミ料理と自然の風景をお伝えします。
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コゴミ料理
穂先が丸まっているコゴミは、クサソテツといってシダ科の植物です。
やわらかな芽の部分が食用となり、そのまま成長すると1メートルにもなるとか。
津軽地方は出始めたばかりなので、しばらく楽しめる春の味覚ですね。
買ったのは直売所の野市里。
季節の山菜や野菜の直売所とレストランこざくらが、好評。
今回はコゴミと水菜を購入しました。
下処理
コゴミはアクがそんなに強くないので、茹でて少し水にさらすと、食べることができます。
下処理として、穂先を指でほぐしてから、ゆでたほうが良いでしょう。
理由は固くしっかり巻いてあるため、そのままだと火の通りが良くないから。
- 大きめの鍋にお湯を沸かす
- ひとつまみの塩を加える
- コゴミを3分くらい茹でる
- 冷水にさらして、7分くらいで水を切る
ゴマ和えやドレッシングをかけたりして、味わうと苦みが少なくて、爽やかな風味です。
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オオヤマザクラ
4月27日に、野市里から撮影した1枚です。
オオヤマザクラは岩木山の街道沿いに植えられて、ネックレスロードとも呼ばれていますが、咲いているのは里の方だけでした。
残雪の岩木山は白く輝いて、風はまだ冷たかったです。
ミズバショウ沼
嶽温泉のとなりに、湯段温泉があります。
その中間あたりに、常盤野農村公園とミズバショウ沼があります。
私がこれまで見た中で2020年が一番、花が多かった!
3密を避けるまでもなく、このときは私と家人のほか誰もいません。
さらさらと流れるせせらぎの音が、とっても耳に心地よい。
癒やされる自然の風景です。
時折、アラレの降る天気で遊歩道の木の橋はすべりやすい。
しゃがんでカメラを構えようとしたら、ズルッと転びそうになりました。
純白の仏炎苞が特徴のミズバショウは葉が変化したもので、花は黄色い芯だそうです。
清楚な雰囲気で、けなげに雪解け水のせせらぎに咲きます。
みとれてしまいました。
コロナ禍もコロナ疲れも、一瞬わすれることができたのですよ。
自然ってすばらしい。
夕食にコゴミを味わいながら、岩木山のミズバショウを思いました。
損得なしに、清く咲いてみたいですね。
まとめ
コゴミの下処理と、ミズバショウ沼の自然に癒やされたことをお伝えしました。
お天気が変わりやすく、気温も低め。
5月に入れば、いよいよりんごの花が咲くことでしょう。
田植え準備も始まって、農繁期になりますね。
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