弘前市にある弘前れんが倉庫美術館にて開催中の「奈良美智展 弘前2002－2006ドキュメント展を見学しました。
会期は2023年3月21日まで。
弘前が生んだ現代アートの巨人・奈良美智と市民活動、吉野町れんが倉庫との絆を描いたドキュメント展です。
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もしもし奈良さんの展覧会は
2002－2006に弘前の吉井酒造煉瓦倉庫で開かれた奈良美智展覧会に、市民は大いに盛り上がったのです。
愛知県立美術大学を経て、ドイツに留学。
国際的な美術作家です。
2002年の展覧会は、1本の電話がきっかけでした。
吉井酒造のオーナー吉井千代子さんが、奈良美智の事務所に「もしもし奈良さんの展覧会は出来ませんか」と電話したのです。
そこから市民を巻き込んで、一大プロジェクトに。
弘前れんが倉庫美術館
大正時代に建てられた吉井酒造煉瓦倉庫を改修して、美術館に生まれ変わったのです。
屋根はチタン合金に葺き替え。
美術館の場所は緑地公園になっているので、広々としています。
駐車場はありませんので、近隣の有料駐車スペースをご利用ください。
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奈良美智ドキュメント展
展示室のカメラ撮影はＯＫでした。
動画のコーナーを動画で撮るのはＮＧ．
奈良美智といえば「あおもり犬」や、目が吊り上がった女の子イラストが有名です。
私は、目が吊り上がった女の子は苦手でした。
というのは、うちの娘たちが思春期に不機嫌だったり、怒ったりして、顔が怖かった(@@;)
子どもは明るい笑い顔でいるべき。
そんな親のエゴがあったのですね。
子どもには子どもの悲しみや怒りがあるんだよ。
じっくり見学して、奈良さんの意図が理解できました。
本展では、美術館になる前の煉瓦倉庫で開催された、弘前市出身の現代美術家・奈良美智（1959-）による三度の展覧会の軌跡を、さまざまな資料、写真や映像で振り返ります。
弘前れんが倉庫美術館 ー Hirosaki Museum of Contemporary Art
吉井酒造のオーナー吉井千代子さんは、こんなに才能がある人がいることを地元の人達に知って欲しいという思いから、展覧会を思いつきました。
そして煉瓦倉庫の土地を弘前が取得し、大改修して、美術館になったのです。
建物とともに奈良美智のアート精神にふれるドキュメント展。
素晴らしい展覧会、ぜひ見学なさってくださいませ。
開催概要
会期：2022年9月17日（土）〜 2023年3月21日（火・祝）
休館日：火曜日
※ただし、3月21日（火・祝）は開館
※12月26日（月）〜1月1日（日）は休館
開館時間：9:00-17:00（入館は閉館の30分前まで）
TEL 0172-32-8950
まとめ
見応えがある弘前れんが倉庫美術館「奈良美智ドキュメント展」についてお伝えしました。
近代産業遺産の煉瓦倉庫を活かした美術館の建物もすてきです。
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