2022/03/08更新しました。
弘前市土手町にある弘前中央市場が、建物の老朽化などを理由に2022年3月末で閉店となります。
手作り惣菜や鮮魚、乾物や野菜などの対面販売のテナントがあって、私も何度も利用したものです。
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弘前中央市場
いがめんちや大学いもがよく知られていましたが、私は茶碗蒸しも好きでした。
奥に長い建物の構造で、裏口はかつて坂本耳鼻科のほうへ続いていたのです。
私の子どもが坂本耳鼻科に通い、そのときよく弘前中央市場でお惣菜を買いました。
弘前中央食品市場のオープンは、1972年。
昭和47年とのこと。
半世紀を経ていますから、建物の古さは否めません。
閉店の主な理由は建物の老朽化とテナントの減少です。
市場を管理・運営する弘前中央食品協同組合によりますと1972年の開店当時にはおよそ30の店が入っていましたが大型商業施設の進出により徐々に空き店舗が増え、現在は4店舗となっています。
建物の老朽化も進んでおり新型コロナウイルスの影響で先行きが見通せないことなどから12月中旬に閉店を決めました。
土手町は江戸時代から商家が立ち並ぶエリアです。
ここ6,7年でマンションが建つなど景観も変化。
古い街並み
弘前市は藩政時代の面影を残す、古い街並みが魅力の一つ。
画像の一番町・坂を下りていくと、土手町となります。
またひとつ、名物が消えつつありますね。
新型コロナウィルス感染症の影響は大きくて、弘前市の経済は大打撃を受けています。
2022年の弘前さくらまつりが開催されるように祈るのみです。
津軽のソウルフード
山田商店の大学いもを閉店前にもういちど味わいたい。
まぶしたお砂糖と、サツマイモのほくほくした甘さが、たまらない美味しさですから。
山田商店は2022/03/08現在、次の移転先を探して、事業を続けるそうです。
まとめ
いがめんちや大学いもが購入できる弘前市民の台所が、消えつつあります。
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