画像は4月27日の早朝に撮影した、弘前公園のお濠端です。
ソメイヨシノが満開の花盛りでしたが、新型コロナウィルス感染症の蔓延を防ぐため、公園は封鎖。
桜田市長がSNSに桜の開花情報を出さないでほしいと、市民に訴えました。
ゴールデンウィークが終わり、ソメイヨシノはすっかり散りましたので、今年の写真とともに桜のことと、休止が延長される施設についてお伝えします。
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例年通りだった満開時期
暖冬だったので早咲きが予想された2020年の桜の開花。
けれど、4月に入ると小雪がちらつく日もあり、寒い日が続きました。
弘前の桜の咲き始めは4月18日ころで、例年とそんなに変わりがありませんでした。
満開は4月27~29日。
弘前公園が閉鎖され、午前8時半から公園の出入り口に警備員がいるので、立ち止まってカメラを向けることすらできなかった2020年の桜の見頃。
ですが、散歩しながら、朝6時半に何枚か撮影しました。
テレビ番組に弘前の桜が特集されたけれど、寂しすぎるコロナ禍です。
明治になってから、日清・日露戦争 の戦死者の慰霊のために桜が植えられました。
ソメイヨシノやシダレザクラ、鬱金(うこん)など2,600本のサクラが園内にあり、今年は人知れず咲き誇ったことでしょう。
開門はいつ?
厳重なバリケードは5月18日(月)に撤去される予定です。
本丸と北の郭の有料区域と、弘前城植物園、弘前市緑の相談所、弘前城情報館は引き続き5月31日(日)まで休止。
そのほか5月31日まで休止の施設は、以下のようになっています。
図書館は移動図書館や、岩木図書館、相馬ライブラリー、子ども絵本の森も休止が続きます。
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最勝院とシダレザクラ
4月27日に撮影した最勝院です。
シダレサクラと五重塔が美しく映えますね。
最勝院は本尊は大日如来。
本堂には、午頭天王も祀られています。
疫病を鎮める除疫の神です。
平安時代の昔から、疫病は異国からの伝染と考えられていたとか。
コロナ封じの願掛けに参拝いたしました。
2020年の宵宮祭りが気になりますね。
ねぷた祭りが中止なので、宵宮も……?
弘前天満宮 ・桜の古木
お天気がパッとしない日でした。
アラレが降る寒い日だったのです。
梅まつりが例年、開催されていますが、今年は中止。
この天満宮は崖地に建っていて、修験者道とも縁が深いと青森大学忍者部顧問の清川繁人教授から伺いました。
天満宮は元禄2年(1689)の創建。
前身は、長永寺末峰山大行院で、薬草を煎じる場所だったこともあるそうです。
天満宮でも、コロナ封じの願掛けをしました。
まとめ
弘前は緊急事態宣言の特別地域でないので、学校も徐々に再開される見込みです。
しかし、コロナの感染予防のために弘前公園は5月17日まで閉鎖が続くことになりました。
桜を眺めることができず、残念でしたが、来年はきっとお花見ができると思います。
弘前の桜の名所とともに、弘前公園や施設の休止と解除時期についてお伝えしました。
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