ミョウガ(茗荷)が旬となり、親戚や知人から採れたてを頂くことがありませんか。
一度に食べきれないときは、粕漬けにすると日持ちします。
私がミョウガの粕漬けを知ったのは3年ほど前で、旧岩木町の方から手作りを頂いたとき。
甘めの粕床がミョウガの風味と絶妙なおいしさ!
おいしくてやみつきになり、自分でも漬けるようになりました。
レシピを紹介します。
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新鮮なうちにミョウガの下処理
つやつやでぷっくりとしたミョウガは、てんぷらや味噌をつけて焼いたり薬味にしたりと、味のアクセントになります。
歯ざわりがしゃしゃきとして、独特の香りが高い。
でも、生のままだと、意外と日持ちしません。次の日にはもう冴えた色が褪せ、みずみずしさが失われます。
そこで旬の時期に、ぜひ作りたいのがミョウガの粕漬け。
畑から直送されたミョウガは、土がついていることがあるので、丁寧に洗いましょう。
一般的に初秋に採れて食用となる部分は、つぼみ。このつぼみのなかに、砂や土が入り込んでいることもあるので、念入りに水で流して下さい。
塩漬け
洗ったミョウガを塩漬けにします。
樽に漬けても良いのですが、そんなに量がたくさんでないので、私はポリ袋で代用。
塩分は3~5パーセント。ミョウガの水分が少し抜けるくらいでOK。
数時間おきます。できれば1晩おくとよいでしょう。
粕床を作る
私は酒粕が大好きです。
お湯に溶かして甘酒にして、飲むことも多い。
弘前から車で20分の黒石市は、江戸時代に弘前藩の分藩として発展してきた町。
中野もみじ山は紅葉の名所です。
黒石は八甲田山系の浅瀬石 川の水がおいしいため、酒造りがさかんでした。
こけしの里として知られています。
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粕床レシピ
酒粕が準備できたら、粕床を作ります。
ミョウガを塩漬けしていているので、粕床に塩は加えません。
酒粕に砂糖大さじ3と日本酒小さじ2を加えて、練ります。
酒粕の量によるので、味見しながら砂糖の量を調整しましょう。
練りあわせた酒粕に塩漬けして、水気を軽くしぼったミョウガを漬けこむ。
レシピはそれだけ。
超簡単!
あとは冷蔵庫で2日ほどおくと食べることができます。
酒粕ごといただきます。
1年も漬けると、飴色になるそうですが、私は1週間くらいで食べ切ってしまいます。
ひんやりと冷やして食べると、暑い日のおやつ代わりになりますから。
お茶うけや酒の肴にも最適。
簡単に漬けることができるので、ぜひお試しあれ。
まとめ
ミョウガの粕漬けを紹介しました。
酒粕は麹菌や酵母菌の酵素が豊富で、整腸作用もあります。ミョウガのほかキュウリの粕漬けもおいしいですね。
blog.tugarujikukan.info 肉や魚を酒粕に漬けこんで焼くと、風味がアップします。
発酵食品を用いた、おいしい食卓で夏バテを解消してください。
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