岩木山の登拝行事は、1984年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
お山参詣2024年をお伝えします。
岩木山お山参詣
旧相馬村・下湯口(しもゆぐち)の大旗が、手前にあります。
高さが10メートルもあって、てっぺんには日の丸がついている幟(のぼり)が何本も奉納されていました。
昔は、村々から力自慢の若者が持ち、徒歩で行列を組みながら、岩木山神社へむかったのです。
初日が向山(むかいやま)
2日めが宵山
3日めは朔日山(ついたちやま)
五穀豊穣を祈り、夜中に岩木山神社から登山。
ご来光を拝みます。
登山囃子
祭りに参加する方々は、白装束に身を包みます。
昔は豚や鶏肉の肉食を断ち、心身を清めて、水垢離をとったそうです。
また、岩木山に女性は登ることが許されない時代は、岩木山神社から祈願しました。
登山囃子の音調は軽快でリズミカル。
ねぷた囃子とは違いますね。
そうそう境内にはたこ焼きや、串焼きなど食べ物の出店がたくさん。
嶽きみも売っていました。
大旗の鳥居くぐり
10メートルもある大旗ですが、伸縮ポールではありません。
昔ながらの竹竿ですから、鳥居をくぐらせるときは持ち手がしゃがみこんで、上手に進まないと通り抜けれない。
しかも、鳥居は何か所もあるから、力自慢の男性も腰やひざが悲鳴。
ですから、鳥居をくぐると、観客から拍手が起こっていました。
ゆきと支配人様が体を張ってお山参詣・朔日山、真夜中の登山を撮影。
この年の山頂付近は、たいへんな悪天候だったそうです。
2024年は約200名の方が登拝。
午前5時40分に雲の間から、日の出が望め、歓声があがったとのこと。
皆様、お疲れさまでした。
お山参詣が終わると、青森は稲刈りやリンゴの収穫となります。
ショップは、津軽ゆめりんご。
観光りんご園やアップルパイの製造をしています。
紅玉ジャム作りを体験しました。
葉とらず「つがる」は早生品種のりんご、おいしいです🍎
まとめ
3日間にわたるお山参詣が、ぶじに終わります。
私は2日めの宵山に行き、登山囃子を聞きながら、神社を参拝したしました。
ご来光を拝むことができたそうで、よかったですね。
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