2022/07/17更新しました
田舎館村は弘前から車で20分くらいの、のどかな農村です。
第29回の田んぼアートがそろそろ見ごろとなってきました。
混雑を避けて夏休み前に第1田んぼアートの「モナリザと湖畔」、第2田んぼアート「縄文から弥生へ」を見学したので、お伝えします。
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田舎館村田んぼアート
第29回「田んぼアート」第1アート会場は村役場の展望台です。
すべて稲で表現される田んぼアート、田舎館村は秀逸な出来映えで、全国に知られています。
小さな村のでっかい野望、コロナ禍の前は年間34万人を集客!
食用の「あさゆき」は緑色の稲。
古代米や鑑賞用「ゆきあそぼ」「べにあそび」などの苗を5月に植えて、稲が伸びると絵画になります。
計算され尽くされた稲の配置と、遠近法も計算して作られる田んぼアートなのです。
黒田清輝「湖畔」
日本の夏の情緒を絵画にした黒田清輝(1866~1924)の名画「湖畔」
うちわを手にした美女は、湯上がりでしょうか。
湖畔を望む旅館の窓辺で、涼んでいるよう。
明治33年(1900)のパリ万博に出品され、高い評価を得た作品です。
今から100年以上を経ているのに、芸術は色褪せない!
顔の表情を稲で表現し、すばらしい。
田舎館村の展望台
お城の建物が役場庁舎の田舎館村。
青森県でも早い時代に稲作が導入され、弥生時代の田の遺跡があります。
垂柳(たれやなぎ)遺跡には、約2000年前の古代人の足跡がくっきり。
東北地方の歴史を塗り替えた遺跡です。
2021年は映画「いとみち」の田んぼアートでしたが、田植えから3日後にコロナ禍のため公開はしないことに。
ウェブカメラのみの公開となりました。
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道の駅いなかだて弥生の里
道の駅「いなかだて弥生の里」に第2田んぼアートがあります。
「縄文から弥生へ」がテーマ。
北海道と北東北の縄文遺跡群が世界遺産になりました。
森のなかで暮らしながら、1万年以上も続いた縄文文化です。
縄文から弥生へ
第2アートは田植えが1週間、遅かったそうで第1アートより苗が伸びていませんが、これからですね。
弓矢でイノシシを狩る場面です。
こちらの会場は、パノラマ撮影向き。
家族で稲作に励むシーンが描かれていました。
子供達も元気いっぱい。
第1田んぼアート
会場は田舎館村展望台
観覧期間:5月30日~10月10日
料金は中学生以上の大人1名300円
小学生100円
時間午前9時から午後5時
毎年、クオリティが高すぎ♫
第2田んぼアート
会場は弥生の里展望所
観覧期間
6月11日から10月10日
開館時間
午前9時から午後5時
料金:中学生以上1名300円
小学生100円
石のアート寅さんは、今季限り。
弥生の里は遊具がありましたが、現在、老朽化のため閉鎖されています。
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テレビでも紹介された田舎館村の「あさゆき」
おいしいご飯で、夏を乗り切ろう!
まとめ
田舎館村の田んぼアート2022をお伝えしました。
モナリザは19年前に作り、そのときはちょっと不評だったそうでリベンジ。
「湖畔」も見応えありますし、「縄文から弥生へ」はほのぼのタッチで、元気になれる田んぼアートです。
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