雨が少なくて、遅れがちだった天然きのこのサモダシが、採れ始めています。
道の駅「アップルヒル」で買ったので、さっそく「サモダシの塩辛」とおみそ汁を作りました。
サモダシの下処理から、今年もお伝えします。
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サモダシ
食用きのことして、青森では人気のある「サモダシ」は、全国的には「ナラタケ」の名前で知られています。
食感が良くて、汁物にしてもお出汁がおいしいと評判の大衆的なきのこ。
では、下処理から紹介しましょう。
塩水に漬けて20分
天然きのこなので、傘のひだに虫がもぐりこんでいる場合があります。
「きのこ食うんだば、虫喰うと思え!」
津軽ではこんなふうに言うことがあるくらい、天然きのこのサモダシには虫がつきやすい。
下処理
- まず海水くらいの塩水に20分ほど漬ける
- 根っこをとる
- 土を洗う
道の駅で売っているサモダシは、ほとんどが根っこ付きです。
茎の下部にある根っこは、固いので取り除きましょう。
そしてぬるま湯で、丁寧に洗います。
根っこを取って、洗ってきれいにした状態です。
- みそ汁にするには、このままお湯のなかで煮ると、お出汁がきのこから出て美味しい。
- 塩辛を作るときは、少量のお湯に麺つゆを入れて、きのこを煮ます。
サモダシの塩辛
サモダシの塩辛作りに、欠かせない食材があります。
ぜひそろえてください。
- 塩辛コンブorおさきんの「なっとこんぶ」
- 菊の花 少し
- スライスしたキュウリ
- 刻んだスルメ
- 唐辛子
なっとこんぶは、必ず冷ましてから加えてください。
めんつゆでサモダシを煮て、熱いところに昆布を入れてもネバリませんので!
私は、なっとこんぶを3袋入れました。
なっとこんぶは、一袋に4つの小袋が入っています。
一つずつ入れて、数分後に粘りを確認して、足りなかったらさらに足すと失敗しません。
冷蔵庫で3日くらい日持ちします。
わが家は塩分控えめのため、数日で食べ切るようにしています。
今年もおいしく出来ました。
秋の味覚ですね。
まとめ
青森県で昔から食べられてきた天然きのこ「サモダシ」の下処理と、塩辛の作り方を紹介。
つるつるしたきのこに、昆布や菊の花を加えて合えます。
唐辛子を少し多めにすると、ピリッとした辛さが酒の肴にもなりますね。
どうぞ秋を味わって、おいしくご賞味ください。
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