青森市三内にある特別史跡・三内丸山遺跡を久しぶりに見学しました。
日本最大級の縄文遺跡です。
海外からのお客さんも多く、ユネスコの世界文化遺産に登録されたことを、しみじみと感じました。
おみやげ売り場も充実の三内丸山遺跡をお伝えします。
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三内丸山遺跡
36ヘクタールの広大な敷地に、600棟以上の竪穴建物跡が確認されています。
復元された竪穴住居の内部は薄暗くて、5千年ほど前の暮らしぶりが想像できますね。
「電気がなかったのよ」
一緒に訪れた親戚の子に説明すると、「えー、テレビが見られないの」と、絶句。
「そうゲームも無し」
青森県は縄文遺跡の上に、われわれ現代人が暮しているとされています。
大量の土器や石器、土偶などが各地から発掘されました。
縄文人の暮らし
展示室も広くて、リアルな模型があるので小学生にもわかりやすい。
縄文時代の平均寿命は、一般的に10代後半から20代前半と推定されているそうです。
子どもの死亡率が高かったので、15歳まで生存した場合は、その後平均で16年余命があるとされます。
つまり、30代まで生きることができれば運の強い人。
40代以降は、ご長寿だったでしょう。
板状土偶
再会できました。
縄文前期から中期にかけて、板状土偶が盛んに制作されたそうです。
三内丸山遺跡では、平成4年(1992年)から始まった発掘調査で、縄文時代前期~中期(紀元前約3,900~2,200年 現在から約5,900~4,200年前)の大規模な集落跡が見つかりました。
たくさんの竪穴建物跡や掘立柱建物跡、盛土、大人や子供の墓などのほか、多量の土器や石器、貴重な木製品、骨角製品などが出土しました。
開館時間
9:00AM~5:00PM 9:00AM~6:00PM
(GW、6/1~9/30のみ)
※入場は閉館の30分前まで
入館料
一般:500円(400円)
大学生等:250円(200円)
高校生以下:無料
※( )は20名様以上の団体
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体験工房
粘土で板状土偶を作ったり、紙やすりで削って勾玉作りの体験ができます。
親戚の子がチャレンジ。
上手ですね。
あおもり北彩館
板状土偶のレプリカ大は、1万3200円。
遮光器土偶のクリップなどいろいろあって、目移りしてしまう。
遮光器土偶は青森県つがる市から出土し、東京国立博物館のコレクションになりました。
亀ヶ岡遮光器土偶(雪めがね)小サイズ【亀ヶ岡遺跡出土】【縄文時代晩期】【送料無料】
亀ヶ岡遮光器土偶は、縄文晩期の傑作です。
かわいいこぎんクッキーは270円。
可愛いですね。
動物の骨で作った針が出土しているから、当時も刺したかも。
まとめ
20年ぶりに見学した三内丸山遺跡です。
広々とした敷地に6本柱のモニュメントと、復元された竪穴住居があり、館内では発掘された板状土偶など、ご覧いただけます。
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