2022年1月8日に弘前駅前ヒロロ2F「TSUTAYABOOK」」にて、世良啓さんのブックトークがありました。
『弘前多譚』を上梓された世良さん。
拝聴することができ、本作りについて勉強になったので、お伝えします。
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月刊弘前に連載
弘前多譚は、『月刊弘前』に世良さんが10年に渡り、連載されたコラムエッセイをまとめたご著書です。
白い表紙に、赤いリンゴがガラス玉のような表情で飾り、おしゃれな装丁。
ブックトークは、月刊弘前の齋藤真砂子編集長のご挨拶から、始まりました。
直木賞作家・長部日出雄先生の本を世に出した津軽書房の名編集者でした。
月刊弘前は、タウン誌というより文芸誌という特色を打ち出しているそうです。
弘前多譚
写真は左から世良啓さん、本の製作を担当した宮嶋麻紀子さん、月刊弘前の齋藤真砂子編集長。
ブックデザインは、つちや牧子氏。
本の見返しの弘前mapは、清藤慎一郎氏。
紙の手ざわりにもこだわって製作された一冊とのこと、感服しました。
北方新社刊。
書店から購入可能。
弘前市内ではTSUTAYAのほか、鍛治町・かくみ小路の「まわりみち文庫」さんにもあります。
上記サイトから『弘前多譚』を購入することが可能。
世良さんの優しいお人柄が、滲み出ていたブックトーク。
改めてご出版、おめでとうございます。
弘前・出版界の若手が精魂込めた本です。
軽妙にして、滋味深いエッセイ集。
津軽こぎん刺しにもふれています。
まとめ
世良さんとは文芸同人誌「エアツェーレ」創刊号で、ご一緒しております。
弘前多譚は、作り手の思いがこもった1冊です。
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