菊の花がおいしい秋です。
食用菊はおもに、東北地方で好まれる食材です。
菊の花は奈良時代に、延命薬として中国から伝えられました。
いつもはおひたしにして食べていますが、今回は天ぷらに初挑戦。
そのレシピと、黄色と紫の菊の味の違いをおつたえします。
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食用菊
この黄色の菊は、大輪で写真映えしますが、菊の香りがすこしきつい。
おひたしにするには、菊の個性が強かったです。
もうちょっと小ぶりの黄色い菊のほうが、食べやすい。
売り場に並ぶ菊の花も、けっこう様々です。
「もってのほか」という名前の菊花。
名前の由来には、2つの説があります。
- 天皇家のご紋である菊を、食べるなんて「もってのほか」
- 思っていたよりも「もってのほか、おいしい」
紫の花の方が、甘味があります。
さもだしの塩辛に するなら、黄色い方がおいしそうな色に仕上がりますが、おひたしや酢の物なら、「もってのほか」がおすすめ。
てんぷら
衣を付けて、天ぷらにしました。
甘味が増して、美味です。
作り方
- 菊の花を洗う
- 衣をつける
- 170度の油で揚げる
衣は、天ぷら粉を水にとき、マヨネーズを少し加えてもよいです。
私はこの日、トンカツも揚げたので、卵をといたものがありました。
きれい好きな奥様は、キッチンが汚れるから揚げ物をしないそうですが、おうちで揚げたてをぜひ召し上がって下さい。
菊の花の天ぷら、スイーツみたいですから。
エディブルフラワーです♪
カーネーションなども殺虫剤がかかっていないものは、食べることが可能と、前に教えて頂きました。
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エディブルフラワー
菊花は、エディブルフラワーの元祖ですね。
私は揚げたての天ぷらに、おしょうゆをつけず、そのままで頂きました。
ほのかな甘味が絶品です。
おひたしや、ワカメとの酢の物もさっぱりして、おいしい。
ドレッシングをかけても、食べやすい「もってのほか」です。
香りが高い黄色い菊の花は、おひたしの他にお吸い物にすると、秋の季節感がでます。
写真は、マイタケご飯と一緒に。
津軽のソウルフード「いがめんち」とも、ぴったりかもしれません。
最近は、スルメイカがお高くて、いがめんちも高級となりましたね。
これから冬に向かい漬物がおいしいシーズン。
鮭とキャベツの漬物に菊花を少し加えると、うま味が増します。
まとめ
食用菊「もってのほか」を天ぷらにすると、甘味が増して、まるでスイーツのようでした。
黄色い菊は香りが高く、お吸い物に加えると、季節感があふれたお椀に。
おうちご飯に最適な、食用菊のレシピをお伝えしました。
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