津軽地方は今冬、雪が多くて除雪作業に住民が悲鳴をあげています。
弘前市の積雪は2022年1月14日の夕方のニュースによると、78センチ。
車道はわだちができて、歩道もすべりやすい。
17日には小中学校が冬休み明けの登校日ですから、心配になりますね。
黒石のこみせ通りの雪景色と、心温まる贈り物についてお伝えします。
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黒石こみせ通り
撮影は1月10日の黒石市中町。
江戸時代のおもかげを残すこみせ通り。
道路幅がむかしと変わらないため、一方通行です。
1年前の画像と見比べると、今冬は雪が多い!
こみせは商家がひさしを長くして、雪道の歩行をしやすくするための智恵。
秋田や新潟など雪の多い町に見られます。
黒石市中町は、造り酒屋や米屋などが立ち並ぶ通りでした。
こけし灯篭
こみせ通りのなかに、こけし灯篭が並んでいます。
夜にはライトアップも。
こみせは、黒石領初代領主・津軽信英が町割りを行った際に作らせたと言われています。 重要文化財の高橋家住宅が建築された宝暦13年(1763)頃には、こみせを持つ商家が立ち並んでいたようです。
黒石のHPはhttpsされていないため、リンクしませんが、260年ほど前からあったのですね。
黒石は、温湯こけしのふるさと。
こけし灯篭は、こみせ通りに30体も並んでいるそうです。
こけし灯篭の制作はこけし灯篭制作者森勇一さんが主に行いました。また、黒石ねぷたの愛好者で組織する「黒昇會」の今井秋行会長と山谷寿華さんも携わって作成されました。全体で30体が制作されています。
夜は雪道がさらに凍り付くので、お出掛けには冬靴が必要。
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屋根雪の落雪に気をつけて!
私が子どもの頃、ふだんは優しかった祖父が声を荒げたことがありました。
「屋根の下を歩ぐな!
雪落ちでくるはんで!!」
雪遊びに夢中になって、屋根の下にいた私は、見上げてポカンとしたものですが……。
屋根雪は暖気になると、一気にすべり落ちます。
今冬も県内で事故が起きて雪に埋もれ、2名ほどの死者が出ていました。
雪害による事故には充分、お気をつけください。
雪の日の贈り物
ちゃぺこ様からハンドメイドでデコレーションした、フォトフレームが届きました!
ありがとうございます♫
白いレース飾りは2年前に頂き、そのときも感激。
厳冬のなか、うれしいかぎり。
ちゃぺこ様は、藤崎町の旧家の奥様。
5年以上前に取材させていただきました。
ご出身は黒石市で、私と一緒!
しとやかで、とても働き者なちゃぺこさん。
お仕事に勤務されながら、旧家の広いお屋敷をせっせとお掃除や片づけも。
感服です。
まとめ
こみせ通り裏にある白壁の土蔵。
晴天が続くとほっと一息できますが、今冬はすぐ雪降りになり、交通も悪くて、買い物もたいへんですね。
みなさま除雪作業、お疲れ様。
冬来たりなば春遠からじ。
黒石こみせ通りと、心温まる贈り物をお伝えしました。
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