ここ数日は穏やかな青森です。
雪は道端にうず高く積まれていますが、雪かきに追われることがないので助かっていました。
でも、また冬将軍がやってきて、どっさりと雪を降らせることでしょうね。
さて私は、世界で最も美しい雪景色を見ることができるのは青森だと胸を張って言えます。
3月中旬まで楽しめる冬の見どころをお伝えします。
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八甲田の樹氷
冬の八甲田の樹氷は、文句なしに自然の造形美に圧倒されます。
私が冬の八甲田に出かけた のは2015年3月6日のこと。
地元に住んでいるのに、生まれて初めて冬にロープウェイに乗り、山頂駅に出かけました。
自然は偉大なアーティストと胸がふるえましたね。
八甲田山は、アオモリトドマツに雪と氷がついて、樹氷ができるのです。
スキーやボーダーにも大人気の八甲田。
バックカントリーを目当てに世界中からやってくるのは喜ばしいのですが、その一方で残念なことに遭難事故も毎年のように発生しています。
八甲田での遭難者に救助費/地元団体が新ルール|青森ニュース|Web東奥
遭難者に救助費を請求するようにルールが変更になりました。
登山やスキーヤーの方はくれぐれもご注意ください。
晴れた日は絶景ビューですが、山ですから急に天候が変わることがありますので。
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冬の田んぼアート
2019年も冬の田んぼアートが2月8日から11日まで開催される予定です。
雪原にスノーシューで踏み固めて、幾何学的な模様を付けるアート。
場所は田舎館村です。弘南電車を利用して出かけてみませんか。
冬の田んぼアートに合わせて、弘南電車では「けの汁」列車も運行されるとのこと。
けの汁は、津軽の伝統料理です。
私も冬に大根やニンジン、山菜を刻んで作ります。
また、真鱈子(まだらこ)で作るにんじんの子和えもおいしい季節ですね。
深浦産の雪にんじんもスーパーの店頭に並んできました。
秋に収穫された人参を雪の下から掘り出して出荷し、甘くておいしい。
冬山の散策
晴れた日にスノーシューをはいて、自然を満喫するのは雪国ならでは。
スノーシューはスキーと少し違い、平地を踏みしめて歩くようにすべる。
昨今は、雪国体験に対応したコースもあります。
西目屋村 の白神山地や岩木山などの冬の散策は、ツアーガイドの案内に従ってください。
弘前城雪燈籠まつり
古都ひろさきの冬を彩る『弘前城雪灯籠まつり』は2月8日から11日まで。
150基の雪燈籠が市民の手で創られ、300のミニかまくらにも灯りが灯ります。
大型雪像のほか冬の花火や雪の滑り台など、大人も子どもも楽しめる冬の祭典。
まつり期間はおでんや甘酒、トリ唐揚げなどの出店も並びます。
冬に咲くさくらライトアップ
2月末日まで、毎日ライトアップされている冬に咲くさくらライトアップ。バレンタインデーにはオールナイトの予定です。
JR東日本の駅ポスターに採用されて、また大手旅行会社のコースにも組み込まれました。すっかり定着していますね。
弘前の冬の美しさをもっと知ってほしいと、実行委員代表の米山竜一さんや事務局担当の福島由美さんらがクラウドファンデングにより、資金を調達。
弘前の公募型補助金も活用し、2019年2月末まで弘前公園のお濠端に植えられた並木を桜色のライトで照らしています。
新雪に覆われた神社
雪が降り積もった朝の清々しさは、心が洗われます。 雪はマイナスイオンを帯び、空気を清浄すると言われるからでしょうか。
真っ白な雪を踏みしめて歩くのは、爽快感がありますね。
鬼神社しめ縄奉納裸参り
岩木山のふもとにある鬼神社では旧正に『鬼神社しめ縄奉納裸参り』を開催。
寒中に水で身を清めて、下帯姿で村を練り歩く民間信仰の行事です。
2019年2月5日火曜日に、「鬼神社しめ縄奉納裸参り」は行われます。
400年も続く伝統行事はスゴイの一言に尽きますよ!
沢田ろうそくまつり
弘前市内からバスで40分、山あいの沢田地区では、平家の落ち武者伝説にちなんだ『沢田ろうそくまつり」が旧暦1月15日に行われます。
炭俵の民芸品を今も作り続けている沢田地区は、戸数10戸の小さな村。
沢田ろうそくまつりは450年前から続き、岩谷に 無病息災を願い、各々がろうそくをともして手を合わせます。
まとめ
世界で最も美しい雪景色を堪能できる津軽地方のイベントと八甲田山の樹氷をトピックスしました。
3月中旬まで雪の季節が続きますが、冬ならではのイベントに出かけて、自然を満喫しましょう。
新雪の美しさに心が洗われるに違いありません♪
2018年1月15日に更新しました。
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