五所川原市の立佞武多は高さが23メートルとド迫力なので、見応えがあります。
弘前駅から出発の臨時電車「立佞武多号」に乗って、見物しました。
8月5日は30万人も動員とのことで、ぎっしりの人垣。
アクセスや駐車場、さらに撮影スポットなどの情報をお伝えします。
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臨時電車・立佞武多号に乗って
立佞武多号はレトロ感があるボックス席の電車でしたが、冷房が効いて快適。
到着までの時間は47分かかります。
16時06分初のリゾートしらかみ6号もすてきな電車ですが、こちらは乗車券と指定席券が必要。
お忙しい方は、17時21分発の鰺ヶ沢駅行でも、祭には間に合うでしょう。
その後20時40分、21時18分の弘前行もあります。
立佞武多の館
五所川原駅に着くと、駅員さんが「帰りはたいへんに混雑するので、切符を先に買っておきましょう」と、アナウンス。
すぐに従い、帰りの乗車券をゲット。
それから立佞武多の館を目ざしました。
5分くらい歩くと、到着。
大型の立佞武多を収納して、展示している建物です。
お土産屋さんがずらりと並んだ所で、しばし涼みましたね。
外の気温は30度越え、吹く風も暑い。
そこで、運行コースや立佞武多の公式ガイドをもらいました、これは無料。
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駐車場
私は電車でいきましたが、車の方はエルムショッピング街に駐車すると、シャトルバスが巡回しています。
シャトルバスの発着場は駅の裏手に近い、新生大橋の向こう側ですから、立佞武多の館まで徒歩10分くらいでしょうか。
運行コース
午後7時、駅前の交差点から運行はスタートします。
そのため8月4日と8日は午後5時半から午後9時まで交通規制がかかり、車は運行コースの車道にはいることができません。
8月5日~7日は午後5時45分から午後9時までの規制。
駅前をスタートした立佞武多は、立佞武多の館の前を通り、つがる総合病院がある通りや、増田病院の通りへ。
かぐや
立佞武多の館前にいたのですが、身動きできないほどの混雑。
それで商店街の方へ移動しました。
高さ20メートル以上の立佞武多『かぐや』は美しい!
衣をひるがえして、月の世界へ飛翔する姿を表現して躍動感があるんですよ。
日本の古いおとぎ話「竹取物語」の主人公「かぐや姫」は、竹から誕生します。
美しい姫君に成長して、やんごとなき殿方から次々と求婚されても、首を縦にしないで、月の世界へ帰るという、宇宙観にみちた物語。
その世界観をみごとに立体的な立佞武多に!
夢のごとく「かぐや」の立佞武多は遠ざかり、見送り絵を私は見つめました。
五所川原の立佞武多は、「やってまれ・やってまれ」と軽妙なお囃子です。
各団体の手踊りも見事。
町全体で祭りを盛り上げようとする意気込みが感じられます。
撮影ポイントは、立佞武多の館の近くは非常に混雑するため、古い商店街が並ぶ通りのほうがじっくりカメラを構えることができるでしょう。
五所川原農林高校
市長賞にかがやいた五所川原農林高校の『風雲児信長 月花の疾駆』
高校生の手作り立佞武多でしょうか。
お囃子も息が合っていました。
圧巻の立佞武多
帰りは弘前行の立佞武多号が五所川原駅から発車するので、少し余裕を見て駅に向かいました。
ボックス席で北海道から夫婦で観光に来た方と、千葉から旅行中の女性と乗り合わせたのですよ。
そうしたら、女性は宿が近場にとれなくて、これから八戸のホテルメッセまで移動するんですって!
夜中の12時近くでないと、ホテルに着かないのです。
北海道のご夫婦は青森市にある健康ランドのシングルルームが空いていたので、奥様はその部屋で、ご主人はリラックスルームでお休みになるのだとか。
「ホテルは旅行社で抑えているらしく、どこも取れないですね」と。
「でも、立佞武多は迫力あって、来てよかった」と喜んでいたのです。
さらに「弘前の桜をぜひ観たい」とおっしゃっていました。
まとめ
高さがあるので圧巻で、軽妙なお囃子にのせた「やってまれ・やってまれ」の掛け声が耳に残ります。
たいへんに混雑しますが、踊りもあって楽しい立佞武多です。
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