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高岡の森の刀剣展!お宝の刀がずらり、高岡の森弘前藩歴史館

弘前市から岩木山の方向へ向かうと、2018年4月にオープンした高岡の森弘前藩歴史館が建っています。

 

高照(たかてる)神社のすぐ隣の、閑静な場所。

弘前藩が所蔵していた刀剣を一堂に集めた「高岡の森 刀剣展」を見学したので、そのことをお伝えします。

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高照神社とは

名君の誉れ高い4代藩主の津軽信政公 をおまつりしたのが、高照神社です。

こちらの奥は弘前藩の馬場があった場所で、ただいま整備中。

信政公の霊廟もあります。

明治になって江戸時代が終焉すると、津軽家の宝物や旧藩士たちの武具が高照神社にたくさん寄進されて、散逸されることなくこの地に残りました。

弘前藩の藩日記は図書館に原本がありますし、弘前は江戸時代の貴重な資料が貴重な多く残っています。

高照神社の宝物殿が古くなったため、2018年春に高岡の森弘前藩歴史館がオープン。

高岡の森の刀剣展 

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建物の正面です。

立派な建物で、嬉しいことに内部を撮影してもOK!

さっそく日本刀の美を鑑賞しましょう。

刀剣ブームのせいか、休日はお子さん連れのファミリーも多いとのこと。 

blog.tugarujikukan.info

 弘前のとなり田舎館村には刀匠・中畑さんの刀の庵があります。

日本の伝統を受け継ぎ作刀を続ける中畑さんは、若かりし頃は人間国宝の許で技術を研鑽しました。

私が刀の奥深さを知った最初です。

歴代藩主の刀やなぎなたがずらりとあります。

鑑賞のポイントは姿と形、刀紋、地金の3つ。

 

名刀は宇宙観や森羅万象も表現しているそうです。

刀身は神秘的な輝きで、ちょっと怖い気がしました。

そして、薙刀なぎなた)は迫力がある!

刃がギラリ、ギラギラ。

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こちらの薙刀を作った国吉は江戸で生まれ、弘前藩の殿様に召し抱えられました。

日本刀は純度が極めて高い玉鋼から作られるので、錆びやすく管理が難しい。

高岡の森弘前藩歴史館は「枯らし」と呼ばれる建物の乾燥時期を経て、文化庁との協議の末に、国の重要文化財の展示が年に2カ月に限って可能。

このたびの「高岡の森の刀剣展」は11月25日まで。

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貴重な絵馬も展示しています。

古い絵馬もあり、狩野派だとか。

下の写真、卍は弘前藩の旗印でした。

戦国時代の絵屏風にも、津軽家の卍の旗印が描かれてあります。

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高岡の森弘前藩歴史館

場 所  弘前市大字高岡字獅子沢128-112(高照神社南隣接)

観 覧 料 区分 観覧券 単独券 共通券

個人 一般 300円 420円

高校・大学生 150円 210円

小・中学生 100円 140円

団体 一般 220円 310円

高校・大学生 110円 160円

小・中学生 50円 70円

※20名以上で団体料金となります。

※共通券は、歴史館及び弘前市立博物館にそれぞれ1回入館できる券です。

 

 参照元は高岡の森弘前藩歴史館トップページ

毎月第3月曜が休館日。

そのほか展示替えのための閉館日があります。

日本刀は平安末期には完成され、千年以上もの長い歴史の中でも材質である玉鋼や作り方はほぼ変わりません。

海外からの評価が高い日本の刀。

見応えのある歴史館で、機会ありましたらぜひ見学して下さい。

 

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