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弘前城が動く 日本が誇る曳屋の技 『ひるおび』で詳しい解説

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2024年4月11日更新しました

弘前城天守は石垣の大改修のために、曳屋で移動させることになりました。

この記事では、曳屋の様子をお伝えします。

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一次曳屋 初日

弘前城天守

曳屋により岩木山の肩越しに天守の絶景

9月3日午前10時30分ころ
弘前公園本丸に着きました。
弘前城が動く!ということで
いまかいまかと大勢の方々が詰めかけています。

 

blog.tugarujikukan.info

報道陣も各社の記者がヘルメットをかぶってスタンバイ。
気温28度、陽射しが強じりじりと肌を焼かれるような暑さそして人々の熱気です。

弘前城が動く

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4個の推進用油圧ジャッキを使います。

設置されたジャッキがレール上の代車を横押しする形で、天守を動かすとのこと。

ジャッキが一度に動かせるのは約20センチ
肉眼で確認するのは難しい。


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展望台のような仮設通路。
上だとよく眺められるそうです。
カメラがずら~り
報道陣はヘルメット着用が義務付けられているようでした。

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一次曳屋 初日のきのうは

7時間20分かけて5・85メートル動きました

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曳屋は日本の匠の技

弘前城天守・現存天守

曳屋にて移動

9月4日お昼の情報番組ATⅤ「ひるおび」にて日本が誇る匠の技として
弘前城天守の曳屋が全国放送されました。曳屋工事は過去に
5000tの旧赤坂プリンスホテルにも行われたとか。

メリットは建物を壊さずに移動ができる!

店舗や工場、病院の引っ越しでは、営業中でも、入院したままでも可能だそうです。

そしてどんなに重量が重いものでも
曳けないものがない!

blog.tugarujikukan.info日本の匠の技はとにかく繊細。
木造の建物を傷むことなく
移動させることができ、
日本の『ものを大切にする』という
精神性のもと育まれた技術。

外国にも曳屋の技術はあるけれど、ブルドーザーで一挙にという乱暴な工事が少なくないそうです。
昔から日本の職人は細部にこだわり、採算を度外視しても、良いモノを作ることにこだわってきたと、「ひるおび」を見て改めて感じました。

 

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来月下旬までに移動を終えると
石垣の修理が始まりますそして、10年後にまた曳屋にて
本来の場所に
天守が戻るという
大がかりな工事、弘前城はこれから
さらに注目されそうですね

 

 

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