つがる時空間

青森県弘前市を中心に弘前公園やねぷた、こぎん刺しを紹介

本サイトには広告や商品プロモーションが含まれている場合があります

2015-01-01から1年間の記事一覧

津軽の年越し☆一年で最高のご馳走を並べます

2022/01/05更新しました 静かな大みそかの弘前です。 青森市は積雪が60センチほどだそうですが、弘前は30センチくらいで路面に雪はありません。例年だと、吹雪だったり、大雪で帰省の足が乱れたり、交通障害が珍しくないのですが、今年の締めくくりは穏やか…

雪景色の大鰐町・大円寺☆未と申の一代様

雪景色の津軽です。 今年も残り少なくなり、干支は未から来年の申へともうすぐバトンタッチ 。きのう28日、岩木山神社から、大鰐町の大円寺 へ向かいました。絢爛たる楼門や本堂が迎えてくれます。雪景色のなかでの大円寺は、静寂につつまれていました。 は…

あおもり出身の作家が描く時代小説☆篠原景「春は遠く・柏屋藍次郎密か話」

青森市で初雪が今朝7時ころ観測されました。史上初の遅い初雪とのこと。弘前はまだ雪になるほど冷え込んでいません。昨夜に引き続き、雨が降っています。寒くなる季節は読書に最適☆1980年生まれの県出身作家、期待の若手である篠原景さんの新刊が出版されま…

1コインランチ弘前3 レストラン・パプリカのミックスドリア

2019年7月10日更新しました。 1コインランチ弘前vol3を利用して、弘前市石渡3-4-41にあるレストラン『パプリカ』へ行きました。はじめてのお店です。祭日なのに、予約しないで入った私たちはカウンター席に座りました。夫婦でランチの食べ歩きがこのごろの趣…

大鰐町の温泉街をあるく 情緒たっぷり

2022/08/25更新しました 弘前市から南方向に車で30分大鰐町は津軽の殿様が御仮屋を建湯治を毎年のようにしたという、古い温泉町です津軽の奥座敷で、いまも温泉宿が建ち並びます。 大鰐温泉についてお伝えします。 スポンサーリンク // 湯魂石薬師堂その町中…

秋の風が吹き渡る『鶴の舞橋』と道の駅つるた鶴の里あるじゃ

2023/03/12更新しました 鶴田町といえば、「ツル多はげます会」が有名です。 ぴかぴかの禿(はげ)具合を競う大会までありますね。 ところで長さ300メートルの『鶴の舞橋』はやっぱり見事です。 平成6年(1994)に開通した三連太鼓橋では日本一長い橋。 10数…

田舎館村の刀匠『刀の庵』 世界から賞賛の日本刀

2019年7月2日更新しました。 先日、田舎館村の刀匠を訪ねることができました。田んぼアートとの企画による見学会で、ブログ掲載の許可を得ております。田舎館村の役場ちかくに『刀の庵』があります。刀作りの道に入って半世紀以上、文化庁から承認されている…

天然キノコのサモダシ 虫抜きが必要です 睡蓮沼を思い味わう

2021/10/05更新しました。 お山のおもしえ学校の近くに、大川原温泉があります。その向かいにある商店でサモダシを売っていました。大好きなんです、天然きのこ♪ この記事は天然きのこについて、お伝えします。 スポンサーリンク // きのこ料理 サモダシ 八…

フンボルトペンギンに逢いたくて 弥生いこいの広場へ

2019年5月12日更新しました 岩木山のふもとにある弥生いこいの広場は、弘前の子どもたちにとって、遠足や家族で遊びにくるおなじみのところです。 弘前公園から30分以内という近場ですが、ブナやミズナラの自然林が楽しめます。けっこうな広さです。食堂や休…

弘前城が動く 日本が誇る曳屋の技 『ひるおび』で詳しい解説

2024年4月11日更新しました 弘前城の天守は石垣の大改修のために、曳屋で移動させることになりました。 この記事では、曳屋の様子をお伝えします。 スポンサーリンク // 一次曳屋 初日 弘前城が動く 曳屋は日本の匠の技 一次曳屋 初日 曳屋により岩木山の肩…

日本海東北自動車道 海岸沿いをひた走る 新潟から弘前まで7時間を要します

2022/03/17更新しました。 高速道路を利用し、盛岡市や仙台市へお出かけをしたことのある方は多いでしょう。 サービスエリヤが充実し、快適ですね。 では、日本海側はどうでしょうか。 きょうは日本海東北自動車道を通って、新潟から弘前までの道のりをご紹…

嶽キミの味くらべ 値段と直売所それぞれを茹でてみる

岩木山麓の嶽地区に出かけました。スイートコーンの美味しさで、全国に知られる嶽キミ!収穫時期を迎えています。キミは、津軽弁でとうもろこしのこと。唐黍(とうきび)が語源とか。甘くて、しゃきしゃきの触感がたまらないですね(*^_^*)ゆでキミは1本230円…

弘前の革秀寺 蓮の花は盛夏の夢の宴のよう

革秀寺(かくしゅうじ)は津軽為信公ゆかりのお寺、霊屋(おだまや)があります。 その由緒あるお寺は春の桜から始まり、夏は蓮そして百日紅(さるすべり)と花の名所。ピンクの蓮はあでやか。白い蓮の花は清楚に咲き誇っていました。慶長年間に建立された曹…

津軽の精神のよりどころ人形堂に満ちる親の想い賽の河原・川倉地蔵堂

川倉地蔵尊堂 2022/12/28更新しました 五所川原市金木にある賽の河原 川倉地蔵尊堂は津軽の古い霊場です。 若くして亡くなった霊を慰めるため、花嫁人形を納めるお堂があることで、知られています。 パワースポットである川倉地蔵尊へ行くには車が便利ですが…

立佞武多の館で見た新作に感動!手が込んでいます☆『津軽十三浦伝説 白髭水と夫婦梵鐘』

2019年7月14日更新しました。 木造(きづくり)町でははやくもねぶた祭りが始まりました。弘前ねぷた祭りは、8月1日から7日 (7日は午前10時からの運行です)青森ねぶた祭りは、8月1日に前夜祭、2日~7日五所川原の立佞武多(たちねぶた)は8月4日から8日ま…

nanacoカードの絵柄が心を掴む 青森ねぶたと弘前公園の桜祭り

ひさしぶりに黒石神社の近くを通ると、セブンイレブンが 出来ていました! 暮らしを変えたコンビニ 場所は、黒石市大字市ノ町18-67月11日にオープンしたそうです。全国で4万数千店舗があるというコンビニですが、続々と出店するんですね~。若い方はもうコ…

禅林街 大改修された長勝寺 すがすがしい本堂と庫裡は木の香りに満ちて

弘前の名所めぐりに欠かせない長勝寺、久しぶりに訪れました。 どっしりとした三門。国の重要文化財です。前に、吉永小百合さんが、JR東日本の「大人の休日倶楽部」でこの門の前にたたずんでいたポスターがありました(・∀・)禅林街の入口にある門から数えて…

弘前の武家屋敷・仲町の伝統的建造物群 保存地区をあるく

2022/05/10更新しました 弘前藩の武家屋敷は、石場酒店から通りをひとつ入ったところにあります。サワラの生垣がつづくなかに、黒い板塀があって、格式や風格の感じられる街並み。 弘前市の武家屋敷についてお伝えします。 スポンサーリンク // 仲町の伝統的…

【弘前・石場家】藩政時代に豪商だった家

なんども、いえ何十回も前を通りかかっているのに、なかなか中へ入れなかったお店です。 懐かしいような、赤いポストに「こいへ!」と 、背中を押されて入ったのは、藩政時代からの歴史がある石場家。 「こいへ」は津軽の言葉・(おいでよ)の意です(*^_^*) …

弘前はモダンでレトロな街 前川國男作品めぐりにはレンタル自転車がおすすめ

弘前城・天守 2022/04/08更新しました。弘前市はモダンでレトロな街です。戦災に遭わなかったので、明治や大正時代の建物が多く、お寺が建ち並ぶ禅林街は江戸期の様子を今に伝えます。 スポンサーリンク // レトロモダンな弘前 禅林街 弘前れんが倉庫美術館 …

田舎館村の田んぼアート2015 「風と共に去りぬ」名画の感動がよみがえる

田舎館村の田んぼアートは今年で23回目。第1会場は村役場の敷地内にある展望台から観覧できます。8月末まで観覧時間は 8:30~18:00 最終入館は17:309月から10月2日までは 9:00~17:00の時間となっています。 今回はハリウッド映画が題材です。「風と共…

『あきらめないことにしたの』宮城県在住の作家 堀米薫さんの新著

2024年5月25日更新しました 福島県飯舘村の渡邊とみこさんを取材して書かれたノンフィクションを紹介します。 著者は福島県生まれで、現在は宮城県で農業を営みながら作家活動をされる堀米薫さん。 原発事故で故郷を追われた、農家のかーちゃんの話です。 東…

オープンガーデン 平川市町居にある花盛りの庭

2024年6月10日更新しました。 ご夫婦ですてきなお庭を作っている『オープンガーデン」を見学しました。21日は朝は曇りがちでしたが、開園の10時ころには晴れ間となって、今が盛りの花々に会えました。場所は南田温泉アップルランドを過ぎて、町居十文字方向…

津軽弁の「がっこ」なぜ秋田と同じ発音なのに意味が違うの?

2022/01/16更新しました。 津軽弁は日本の方言のなかでも、わかりにくいという声をよく聞きます。 発音、音節、意味合いにおいて、独自というか、個性が強い。 津軽弁「がっこ」についてお伝えします。 スポンサーリンク // 津軽の風土と言葉 どさ?ゆさ? …

ワラビはアク抜きをしておひたしに 塩蔵すれば冬に重宝です

ワラビのおひたし 2024年5月29日更新しました。 5月の末ごろからワラビが出始めます。早蕨(さわらび)は春の香り、6月のいまが旬 、採りごろです。山へ入るときは、ブヨに気を付けて!私は前に、こめかみを刺されて、皮膚科に半月ほど通いました。小さな…

草木染めの着物 地元で採れた葛を織りあげて 手仕事の道

手織りの布 2024年4月2日更新しました青森は津軽塗りや藍染め、リンゴの手籠など手仕事がいまも残っています。伝統工芸品を制作しながら暮らしを立てている方は日々、切磋琢磨し、地道に仕事を続けて、その年月が技となるのでしょう。 スポンサーリンク // …

猿賀神社の大祭・イタコの仏おろし

平川市にある猿賀神社は、蓮池で知られています。津軽の三大神社のひとつで、山の神さまが岩木神社、海の神さまは高山稲荷神社、猿賀さまは農の神さまをお祀りしています。境内には湧き水がこんこんと流れる泉があり、目の病気に霊験あらかたと、昔から言わ…

【森山海岸・賽の河原】青森県深浦町にあるガンガラ岩の霊場

青森県と秋田県の県境に、岩崎村があります。いまは合併して深浦町になりましたが、日本海を望む海辺の村です。 象岩航海の安全を祈願し、弁天様の社があります。 森山海岸リゾート列車『しらかみ号』に乗ってみたくて、弘前駅から乗車したことがあります。…

青森のイタコに関して直木賞作家・長部日出雄先生の本

青森にはかつて、仏おろしや口寄せをするイタコが何人もいました。 昭和40年代はブームとなり、全国のデパートの催事場に呼ばれることもあったと聞いています。 また、左幸子や三國連太郎が出演した映画『飢餓海峡』では、盲目のイタコが口寄せをするシーン…

津軽のイタコについて、都会からやってきた映像クリエーターに聞かれた私は

津軽の人はいまもイタコの口寄せに耳を傾け、亡き人の霊を慰めている。都会からやってきた映像クリエーターは、素朴な昔ながらの津軽を思い描いているようでした。若い雰囲気の男性でした。すらりと背が高く、黒いセーターを着て、それがとても似合う長髪の…

コンタクトとプライバシーポリシーはこちらからどうぞ。 コンタクトとプライバシーポリシー