つがる時空間

青森県弘前市を中心に弘前公園やねぷた、こぎん刺しを紹介

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読書

山田スイッチさんと世良啓さんのブックトークinまわりみち文庫

まわりみち文庫 2月16日に弘前市かくみ小路にある「まわりみち文庫」にて、山田スイッチさんの出版を記念して、世良啓さんとのブックトークが開催されました。 波乱万丈な半生を語るスイッチさんと、やさしい眼差しの世良啓さん。 ブックトークについてお伝…

山田スイッチさんの新刊「バッチャと子育て」ゆかいな家族の暮らし方

バッチャと子育て 山田スイッチさんは、平川市在住のコラムニストで縄文の竪穴住居を、お庭に作った主婦としても有名です。 ご主人とふたりの息子さん、そして95歳の義祖母と同居の日常をつづったコラムが、一冊の本にまとめられたので、紹介します。 スポン…

50年の歴史を刻む『青森の暮らし』最新号441号が発売中! #青森 #暮らし

青森の暮らしは50年 グラフ青森が発刊している「青森の暮らし」最新号の441号が、絶賛、発売中です。 今号は「50年以上つづく青森の○○」が特集。 「青森の暮らし」は1975年1月に創刊され、50年の歴史を刻んできました。 私の連載「城下町通信」は、金木さな…

「青森の温泉めぐり」本・グラフ青森の下池康一社長が出版会

青森の温泉めぐりと「どさ湯さ」部ステッカー 今日の弘前は一面の銀世界です。 こんな寒い日は、温泉に入ってゆっくり温まろう。 グラフ青森の下池社長が「青森の温泉めぐり」本の出版を記念し、平川市のからんころん温泉で、講演されました。 私も拝聴した…

『藍色ちくちく・魔女の菱刺し工房』髙森美由紀著の感想と『バカ塗りの娘』上映中

藍色ちくちく 青森県出身の髙森美由紀さんの新刊「藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房」を読みました。 県南地方の南部菱刺しをモチーフに、オムニバス形式の物語。 本の感想をお伝えします。 スポンサーリンク // 藍色ちくちく 菱刺し まとめ 藍色ちくちく 南部…

『こぎん誕生』工藤武四さんのご著書レビュー

こぎん誕生・路上社刊 弘前市にお住まいの工藤武四さんのご著書「こぎん誕生」が、4月に発刊されました。 西目屋村砂子瀬(すなこせ)地区に、お生まれになった工藤さん。 津軽白神湖の湖底に沈んだ村、その歴史と暮らしをひもときながら、こぎん刺しのルー…

弘前オランドギャラリーにて秋田雨雀『骸骨の舞跳』戯曲を読む会

弘前オランド 1階がカフェバーと奥にギャラリー、2階はゲストハウスの弘前オランドへ出かけました。 アップルジンジャーを飲み、ギャラリーで開催された戯曲を読む会のイベント「秋田雨雀・骸骨の舞跳」に初参加。 黒石出身の劇作家・秋田雨雀の作品にふれ…

エアツェーレ第4号『黒糖の涙』明治の探検家・笹森儀助を小説に

エアツェーレ第4号が発刊されました 地元の書き手による文芸同人誌「エアツェーレ」第4号が、発刊となりました。 代表の佐々木宏一さんが『苦しい夢』、メンバーの小山内達夫さん『風の真下、鏡の向こう』、中野ちひろさん『家に帰る』そして、田邊奈津子『…

『弘前歴史街歩き』広瀬寿秀著が好評♪売れている本

一戸時計店 弘前は戦災に遭うことがなかったので、今も街並みは江戸時代の名残を色濃く残しています。 そうは言っても、取り壊される建物は少なくありません。 広瀬寿秀著『弘前歴史街歩き』は、歴史を訪ねて街歩きをするのに、ぴったりな1冊。 読みやすく…

まわりみち文庫さんで茨城のり子集『言の葉』を購入

まわりみち文庫 弘前市かくみ小路といえば、土手町の中三デパートの向かい側の小径を入り、料理屋さんやレストラン、お寿司屋さんが並びます。 その一角に小さな書店「まわりみち文庫」で茨城のり子の詩集などを買いました。 古書と新刊を並べている町の本屋…

世良啓さん『弘前多譚』♫ヒロロ2F「TSUTAYABOOK」ブックトーク

弘前多譚 2022年1月8日に弘前駅前ヒロロ2F「TSUTAYABOOK」」にて、世良啓さんのブックトークがありました。 『弘前多譚』を上梓された世良さん。 拝聴することができ、本作りについて勉強になったので、お伝えします。 スポンサーリンク // 月刊弘前に連載 …

月刊『弘前』2022年1月号の新春随想♪TSUTAYAヒロロ店にて月刊弘前展

TSUTAYA弘前ヒロロ店 明けましておめでとうございます。 旧年中はお世話になり、ありがとうございました。 本年も何卒よろしくお願いいたします。 さて、弘前のタウン誌として歴史が古い月刊『弘前』は500号を迎えました。 2022年1月31日までヒロロ2FのTSUTA…

ひまりのすてき時間割・井嶋敦子さんの本♪発達障がいの少女の物語

『ひまりのすてき時間割』秋田県の小児科医師・井嶋敦子の本 秋田県に在住の児童文学者・井嶋敦子さんがお書きになった『ひまりのすてき時間割』は発達障がいについて、理解を深めるのに最適な本です。 小児科のベテラン医師でもある井嶋さん。 本の主人公は…

青柳隼人著『浮島の灯り』みちのく春秋叢書から上梓♪

青柳隼人著「浮島の灯り」みちのく春秋叢書 仙台に編集部がある『みちのく春秋』は、東北の書き手に発表の場を提供してくれる文芸誌です。 年4回、エッセイや小説、評論をまとめた会誌を発行。 この度、青森市在住の青柳隼人さんが「浮島の灯り」自選作品集…

そらとぶこぎん5号をレビュー♪前田セツ、という生き方

そらとぶこぎん5号 東北の手仕事として、ファンが多い津軽こぎん刺し。 こぎん刺しの専門雑誌「そらとぶこぎん5号」が発刊されています。 今回の特集は、前田セツさん。 こぎん刺しを日本のみならず、国際的に知らしめた手芸家です。 そらとぶこぎん5号を…

青森のカッパ伝説♪水虎さまとメドチ

岩木山とため池 いまの小学生は、川遊びやため池で釣りをすることがないと思います。 かつては川で泳ぎ、おぼれて亡くなるという痛ましい水難事故が、毎年のようにありました。 そのせいか「カッパに、しりこだまを抜かれた」という伝承は、全国にあるわけで…

みちのく春秋2021年新春号、探検家の笹森儀助について寄稿

みちのく春秋は図書館で見ることができます 仙台市に編集部がある「みちのく春秋」が先日、届きました。 東北の書き手が原稿を寄せ、青森県からは舘田勝弘先生や竹浪和夫氏、青柳隼人氏、そして田邊奈津子が文学評論や小説を寄稿。 表紙は蔵王の樹氷「アイス…

青森の怖い話『種さらいお銀』は天明の大飢饉に実在した娘

種さらいお銀は飢饉の犠牲者 2021/07/02更新しました。 弘前に伝わる怖い話といえば、「種さらいお銀」をごぞんじですか? 弘前市松原にかつてあった「みちのく歴史人物資料館」は、津軽地方の飢饉の歴史と、米の品種改良について解説していました。 閉館と…

ツタヤブックストアがヒロロにオープン♪鬼滅の刃を買ったよ!

ツタヤがヒロロにオープン おしゃれな本屋さんが、ヒロロスクエアにオープンしました。 ツタヤブックストアは専門書や雑誌はもちろん、センスの良い雑貨も並んで、しかもスターバックスと隣り合っています。 広いフロアには弘前が発祥のブナコランプが照らす…

臨時休校の小中高生におすすめ!鈴木喜代春先生が書いた青森の本

鈴木喜代春先生の代表作 新型コロナウィルスの拡大を防ぐために臨時休校となり、小中高生のみなさんは学校がお休みとなります。 そこで故・鈴木喜代春先生が書いた青森県の児童書を紹介します。 臨時の休みと春休みを合わせたら、1カ月以上もありますから、…

『どうしてもラーメンを食べたい人のための太らない食べ方』本レビュー

ラーメンをダイエット食に みなさまは1年に何杯くらい、ラーメンを食べますか? 私は外食のラーメンのほかに、家でも週に2・3度は食べるので、多いときだと週4回、お昼はラーメンというときもあります。 気になるのはメタボと、塩分と糖質の摂りすぎ。 『どう…

戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌つがるそとさんぐんし」感想!おらほの歴史

霊峰岩木山・東日流外三郡誌とは? 東奥日報の記者・斉藤光政氏が書いた『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」』を読みました。 五所川原市の農家から発見された、古文書を巡る偽書(ぎしょ)事件を覚えていますか? 地元のみならず、全国を巻き込んだ論議…

みんなのこぎんに参加♪佐藤陽子先生の津軽こぎん刺し図案集に夢中

卍入りさや型・津軽こぎん刺し 月に一度、スターバックス弘前公園前店にて「みんなのこぎん」が開催されています。 私が刺しているのは、佐藤陽子先生の『津軽こぎん刺し図案集~高橋寛子 天からのおくりもの』の図案です。 少しずつ進めて、紋様ができてきた…

太宰治まなびの家『さいたさいたおはなしの花』お伽草子と桃太郎

太宰治まなびの家・廊下 令和元年9月20日、弘前市にある太宰治まなびの家にて、「第7回さいたさいたおはなしの花」が開催されました。 絵本・桃太郎の朗読と、片山良子さんが太宰治の名作『お伽草子』に、なぜ桃太郎がはいっていないのかを解説。 日本のむか…

工藤パン『人間失格』カステラサンドはイギリストースト風♪842㎉で「めっ」!

太宰治生誕110年の記念に人間失格のカステラサンドが販売中 工藤パンといえば、青森県民が愛してやまないイギリストーストを作るメーカーです。 山型の食パンにシュガーたっぷりのマーガリンがサンドしている。 甘さとしっとりとした食パンのおいしさがマッ…

佐藤陽子こぎん展示館の限定本!津軽こぎん刺し図案集~高橋寛子 天からのおくりもの

佐藤陽子さんが発刊の津軽こぎん刺し図案集 2019年6月10日更新しました。 すてきな津軽こぎん刺しの本が発刊されます。 こぎんファンはぜったい見逃せません。 伝統的でモダンな こぎん作家・故 高橋寛子さんの図案集が1冊にまとめられました。 佐藤陽子こぎ…

出版を祝う新春の集い、ねぷた絵師や地元作家が自著をスピーチ!弘前パークホテル

ねぷた絵師の三浦呑龍さんと美人画 第15回 出版を祝う新春の集いが弘前パークホテルで、2月4日に開催されました。 執筆活動や出版の関わる方々の新年会です。 2018年に著書を上梓された方々が登壇しスピーチされ、17名が自著への思いを語りました。 脳外科医…

青森のBOROを見学できるアミューズミュージアムが2019年3月末日に閉館なので見学してきたよ

アミューズミュージアム・物には心がある 2024年1月16日更新しました。 先週、東京へ出かけて浅草にあるアミューズミュージアムを見学しました。 田中忠三郎先生のコレクションBOROを展示している私設の美術館です。 青森の民俗学者・田中忠三郎先生は惜しま…

知坂元先生の新作『まんが卍の惣領主 信建』弘前城を造った男

弘前市の郷土史家で漫画をお描きになる知坂元先生の新作『まんが卍の惣領主 信建』を読みました。 信建はのぶたけと読みます。 弘前藩の藩祖・津軽為信公の長男ですが、信建公は藩主になることなく没し、その死はなぞに包まれています。 しかし信建公こそが…

根深誠著『カミサマをたずねて津軽赤倉霊場の永助様』を読んで

弘前出身の作家、根深誠先生が『カミサマをたずねて』をご上梓され、読みました。感想をお伝えします。津軽で「カミサマ」といえば、悩める者に解決の気づきを与える霊能者を指します。解りやすいところでは例えばスピリチュアルで知られる江原敬之さんや、…

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