ハスの花っこが、きれいに咲いでる弘前公園。
7月19日の海の日、朝6時に撮影しました。
ピンク色の花弁がさわやかで涼しげにお濠に浮かぶよう。
一本の茎に花はひとつだけ。大輪なのであでやかです。
泥のなかに生まれても、清楚でかれん。
風情があって撮影に夢中になるあまり、お濠に落ちそうになりました(-_-;)
危ない、危ない。
さて、似ている花に睡蓮がありますが、違いをご存知ですか?
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ハスの花っこは朝がおススメ
ハスは茎が固いので水上から高く花を持ち上げて咲かせる点が、睡蓮と違います。
そしてハスの花にはこんな特徴も。
3日間は早朝に咲き、お昼頃には閉じてしまい、4日目の午後には散ってしまいます。
そういう理由から、美しいハスの花を見るのは朝がおススメ!
つぼみが多いので、お盆のころまで花を楽しめます。
エジプトやインドでも古来からハスは神殿の捧げものだったとか。
仏教では『蓮華の五徳』が知られていますね。
1 淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
2 一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
3 花果同時の徳(かかどうじのとく)
4 一花多果の徳(いっかたかのとく)
参考:蓮の花と仏教/親鸞聖人と浄土真宗の入門サイト-仏教で蓮の花がよく出てくるのはどうして
ハスの実には自律神経を整える、免疫力を高めるなど薬効がありますよ。『一花多果の徳』の言葉どおり、蓮の花が終わるとハチの巣みたいな形になって実ができますね。
弘前市内では、弘前城のほか津軽為信公のご霊廟がある革秀寺にもハス池があります。もう咲いていることでしょう。
北国も蓮の花を眺める真夏の到来です。
2018年8月3日、更新しました。
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