平川市の猿賀公園で開催の「北限に観る蓮の花まつり」は23日~30日まで。
出かけてみると、蓮の花がたくさん咲いていました。
宗像神社のお社がある鏡池を埋め尽くすように、ピンク色の蓮の花が風にゆれていましたよ。
見頃は7月末から8月の中旬ころまで。
蓮の花はつぎつぎと咲いて、お盆過ぎまで花を愛でることができるでしょう。猿賀神社のハスは群生地として、北限とされています。
花びらが散ると、蓮の実ができます。蓮の葉の上に、はらはらと花びらが落ちて、まるでお供物のようでした。
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イベント盛りだくさんの蓮の花まつり
29日と30日の土日は、ちびっこショーや宇宙戦陣キュウレンジャーなどイベントが予定されていますね。見学と駐車場は無料。
猿賀公園は、平川市猿賀に鎮座する猿賀神社に隣接しています。
藩政時代に初代藩主でらある津軽為信公により、祈願所と定められた猿賀神社です。
辰年や巳年生まれの守護神として、広く信仰されてきました。
農・漁業・交通・目の守護神でもあり、古くから崇拝されてきた神社。私も毎年、初詣に猿賀さまにお参りします。
神社の由来はさらにさかのぼって、平安時代の坂の上田村麻呂にちなんだ伝説や、巨石の猿賀石なども。
龍神さまをお祀りしたお社では、霊泉が湧きだしていますよ。
この水を飲むと、目が良くなると言われていますから、私も頂きました。
しゃっこくて、め!
津軽は戦前、目を患う人が少なくありませんでしたが、今のように自家用車で眼科のお医者さんに通うことがままならず、目を治す水や民間療法に関する話が伝わっています。
さて、猿賀公園は田んぼアートの田舎館村と、けっこう近い位置関係です。猿賀神社に参拝して、田んぼアートを見学すると、コースとしていいかも!
鏡池の周囲を散策しながら、蓮の花を撮影できました。
旧尾上町にあるお菓子処西谷では、猿賀神社のれんこんを使用した蓮根羊羹があります。
しゃきしゃきの歯ざわりが、おいしい和菓子。
表情ゆたかな蓮の花を観に平日でも、けっこうたくさんの方がいらしていました。
境内が広いので、のんびりとゆったりと散策できます。
出店があって、からんからんアイスを食べました♪
子どもの頃に食べた懐かしい味は、ひとつ150円。
アイスの向こうに見える温泉の入り口には、足湯も。公園内に温泉と食事ができる「さるか荘」ありますし、広い池ではボート遊びも。
津軽の夏は短いので、思いっきり楽しみたいですね!
2018年8月3日、更新しました。
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