2022/06/02更新しました。
つがる市牛潟に赤い鳥居が印象的な、高山稲荷神社が建っています。
300人が宿泊できる参籠所を併設し、晴れた日には海と山が望め、景勝の優れた神社。五穀豊穣、商売繁盛のご利益があることで知られ、たくさんの参拝客が訪れます。
そしてなんと赤い鳥居がパワースポットとして、国内外から熱い注目を集めている!
高山稲荷神社について紹介します。
スポンサーリンク
稲荷神社の狛狐が口にくわえているのは何?
高山稲荷神社は海の守り神として古い由緒があります。
山の神である岩木山神社、農業神の猿賀神社とならぶ津軽地方の代表的な斎宮。
お狐さんは稲荷神の神使・眷属(けんぞく)なので、高山稲荷神社にも狛狐がたくさん。
稲荷さまは中国の五行をもとにした信仰で、狐が稲穂の黄金色と同じであることから豊作や富の象徴とされてきました。
狛狐が口にくわえているのは巻物や宝玉や鍵。
- 玉は霊徳、
- 巻き物は知恵、
- 鍵はその御霊を身に付けようとする象徴
写真の狛狐は鍵をくわえているようですね。
そうしているうちに拝殿のなかから、ドンドンと太鼓の音が聞えています。
御祈祷がはじまりました。
稲荷信仰
江戸期に爆発的な流行となって、日本でもっとも多いとされる稲荷神社。
お金持ちになりたい!
その願いを神さまの元へ届けてくれるのが白狐です。
「高山神社の由来は江戸期にこの土地を開墾した人々が信心したのが始まりです。それ以前の天和4年(1684)に作成された古地図にも『三王坊山』の記載があるため、十三湊を中心に繁栄した安東氏の時代から、難所であった海路と陸路の守護神を祀ったと考えられています」
平成20年に高山稲荷神社の宮司さんに、そう教えて頂きました。
青森県津軽地方では岩木山神社と猿賀神社、そして高山稲荷神社がパワースポットとして有名。
高山龍神宮
階段をくだると、龍神様をお祀りしている神社があります。
赤い燈籠は県内外の信者から寄進されたもの。
きれいな水辺に建つ社殿。
ひっそりと静かで、野鳥が啼き交わす声が響いていました。
狛狐が数えきれないくらいほど並ぶ高山稲荷。
神さまのお使いである狐はご利益を運ぶ使者で、粗末にするのはいけません。
ごきげんを損ねないようにお参りするのが、日本のしきたりであり作法です。
スポンサーリンク
龍の形にならぶ赤い鳥居
稲荷の赤い鳥居は、願いが通りますようにと信者さんたちが寄進したものです。
「龍の形に見えるのは地形の偶然です」
前に宮司さんから聞きました。
坂になって、登りきると龍の形を眺めることができます。
お天気がよかったので、カメラマンが5人ほどもいました。
春は桜、初夏はアジサイと花の見ごろはまた格段に風景が美しいようです。
パワースポットとして知られている高山稲荷神社に、私も家内安全と商売繁盛の願掛けをしました。
高山稲荷神社
青森県つがる市車力村大字牛潟鷲野沢147-2
℡0173-56-2015
パワースポットとして知られる高山稲荷神社です。
県南では櫛引八幡宮が格式のある神社です。
まとめ
パワースポットとして知られる高山稲荷神社をお伝えしました。
商売繁盛の神様・津軽の稲荷神社は、県下一円の信仰を集めています。
スポンサーリンク