秋風を感じながら弘前公園を歩きました。
そうしたら、びっくりするくらい石垣修理のための解体工事が進んでました♪ 大きな石が丁寧にはずされて、土台が見えています。
弘前城本丸の石垣改修事業は100年ぶりの大修理。天守を曳屋にて移動させるイベントが行われたのは、ちょうど1年前の2016年のシルバーウィークでした。
タレントも参加した曳き屋イベントで、たくさんの市民が天守をロープで曳きましたね。
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石積みは日本独自の技術
弘前城の石垣は江戸時代に築かれました。
石積みは日本独特の技法です。
戦国時代は石切りの技術がまだなかったので、自然石を積む「穴太(あのう)積みだったと、小説家の佐々木譲氏が「オール読物」の2012年5月号で語っています。
穴太積みは比叡山の延暦寺や安土城などにいまも残っているそうですよ。
ぞくぞくと並べられる石垣の石。
天守台上部には、イカの形の石も掘り出されて話題になりました。
全国的にも珍しい形で「いかすみ石」と命名。
なぞが多いので、これからも何が飛び出すかわかりませんね。
初代藩主の為信(ためのぶ)公が計画し、2代信牧(のぶひら)により築城された弘前城。
そのときの5層の天守は、落雷により消失。
現在の天守は9代藩主津軽信寧(つがるのぶやす)公が、幕府からやぐらとして建築を許可されました。1811年に完成。
石垣は長い年月に渡り、築かれた遺構です。
幻想天守が24日まで
弘前城天守が白色LEDのイルミネーションで彩られる「幻想天守」が始まっています!
弘前城幻想天守~白虎・守護の章”と題し、弘前城天守が白色LED のイルミネーションとライトアップによる特別な照明演出で彩られます。
幻想的な一時をお楽しみください。
日時:2017年9月16日(土)~24日(日)、18:00~21:00
■入園料:大人=310円(250円)、子ども=100円(80円)※( ) 内は10人以上の団体料金。
※期間中は通常期と異なり、午後5時以降の入園も有料となりますのでご注意ください。
■問い合わせ先弘前市観光政策課(0172-35-1128)
参照元:弘前観光協会:幻想天守"
夜もステキですし、昼は秋風が心地よく、木々がいくらか紅葉をはじめている弘前公園。
弘前城 菊ともみじまつりは、2017年10月20日~11月12日の予定。
深まる秋、真っ赤に色づいた木々や黄色い大銀杏、菊人形の時代絵巻が楽しめます。
2018年8月3日、更新しました。
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