弘前に八甲田食堂がオープンしたのは2017年、地元出身のラーメン研究家である石山勇人氏のお店だそうです。
石山勇人氏のお名前を知ったのは、平川市のレストランけやき。
過去記事:もてなしロマン館
あのラーメン研究家が手がけたお店ということで、期待が高まる!
扉を開けると、弘前の扇ねぷたと棟方志功の版画が目に飛び込んで、郷土への思い入れを感じさせます。
テーブル席と座敷の席があり、けっこう広い店内。
壁にはこぎん刺しのタペストリーがありました。
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煮干ラーメン
煮干しダシをたっぷり使ったスープと、極太メンマ、大きなチャーシューが特徴です。
スープを口に含むと、煮干しの味がしますが、そんなに魚の香りが鼻につきません。食べやすい感じですよ。
ところで県内には強烈な煮干しダシのラーメン店もあり、好みが分かれるところ。
「やみつきになって毎日でも食べたい」という二ボラ―やにぼ中毒もいる一方で、「いやあ、濃厚な魚介系スープはちょっと無理だった」という人も。
青森県の人は大のラーメン好き、そして煮干しダシを愛す。
私はアジの焼き干しを手作りしたことがあります。手間はかかるけれど、良いダシ♪
だし活、風光明媚な深浦町で釣った小アジを焼き干しに
なので、煮干し系ラーメンの人気に納得。
こちらのスープは鶏ガラ、豚骨を圧力鍋で濃厚に炊き上げ、瀬戸内海産の煮干しを大量に使用。
麺は北海道産の小麦で、特注しているそうですよ。
縮れ麺ではなく細めの丸麺で、のどごし良くつるつると食べることができます。
著書もありました。
ラーメン文化って、おもしろいですね。
八甲田食堂のメニューには、つけ麺や特製カレーつけ麺、唐揚げや焼き肉の定食も。
味たまはトキワ養鶏の赤卵を使用し、唐揚げの肉は「つがる鶏」とのこと。
雪がちらつく日でしたが、ゆったりしたお席で味わうことができました。
極太メンマとチャーシューもおいしく完食♪
八甲田食堂
弘前市桶屋町31-1
☎0172-35-5690
1コインランチ弘前の本を定休日の水曜と日曜の夜以外は、土日も利用可能です。
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