風薫る5月、弘前城植物園ではハンカチツリーが見頃を迎えています。
弘前公園のなかに植物園があり、大石武学流の庭園も見学可能。
ハンカチツリーの木があるのは、白いクジャクがいる小屋の近くです。
白変種のクジャクは、ウェディングドレスをまとったような姿。
この日は残念ながら羽を広げてはくれませんでした。
オスとメスのつがいで小屋のなかにいます。
その小屋のそばに、白いハンカチツリーの花が風に揺れていますよ。
植物園は植物の名前が木札となっているので、分かりやすい。
スポンサーリンク
ハンカチツリーとは?
中国原産のハンカチツリー。
花についた2枚の包がハンカチのように見えることから名前がつきました。
5月末になれば、もっと花が多くなるでしょう。
植物園に来たことがない方は、5月の第4日曜日が狙い目。例年、無料開放されるからです。
ちなみに植物園は有料ゾーンのため、一般の大人だとおひとり様310円の入園料です。本丸との共通券は510円。
私は、3施設共通の通年パスポートを購入しました。2000円で1年間有効です。
さて、植物園ではマルメロやベニバナトチノキの花もキレイでした!
ベニバナトチノキは、木の全体にピンク色の花があり、こんもりとあでやか。
マルメロの花は、リンゴの花より一回り大きめ。
ほのかな薄桃色が上品です。バラ科の植物で、近くに寄ると良い香りがしました。
イラン、トルメキスタン原産の古い時代から栽培されている果樹。
セイヨウナシの形をした果実は生食するほか、佐藤や焼酎漬け、ジャムやゼリーにします。
緋ボタンも咲き始め!
あざやかな大輪に見とれてしまいました。
この花を見ると、若い頃の藤純子が片肌脱ぎになって、サイコロを振る映画を思い出します。
『緋牡丹お竜」などシリーズとなった映画の主演女優です。
歌舞伎界に嫁ぎ、寺島しのぶのお母さんとなったのですが、ごぞんじですか?
1968年から1972年にかけて全8作も作られました。当時は子どもだった私ですが、凄みのある美女でしたね。
ツツジははぼ満開。薄紫色も美しい。
藤の花はピクニック広場が咲き始めています。
植物園の藤はまだつぼみなので、今月末がおすすめ。
本丸まで歩くと、遅咲きのカンザンが花盛りでした!
八重でボリュームがありますね。
須磨浦普賢象もまだ咲いています。
色変わりで、珍しい。
そして、ハナカイドウ。
花海棠と書くのですね!
武徳殿を彩っています。
さくらまつりは終わったのですが、弘前公園はたくさんの花を鑑賞できます。
スポンサーリンク