歌川国芳展が弘前市立博物館で開催中です。
奇想の絵師として、江戸時代に活躍した国芳の浮世絵がずらり!
とっても見応えがありました。
館内は撮影禁止ですが、受付ロビーの垂れ幕はカメラやスマホOK。
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国芳とは?
歌川国芳は、寛政9年11月15日(1798年1月1日)に生まれて、 文久元年3月5日(1861年4月14日)に没した江戸末期の浮世絵師。
元々は染物屋の息子だったそうです。 幼少時から絵が好きで好きで、才能を発揮。
とても作品が多い絵師ですが、なかでも水滸伝(すいこでん)は大変な人気で、江戸っ子を熱狂させたとか。
なんと国芳の浮世絵が流行したことで、江戸時代の日本に入れ墨が根付いた!
そういう説明書きが館内にありました。
ねぷた絵も大いに影響を受けていることが感じられます。
傑作のひとつはこの骸骨でしょうか。
『相馬の古内裏』
平将門の遺児である滝夜叉姫が、妖術を使って骸骨を操る。
垂れ幕を撮影したので、技術の高さが伝わらないかと思います。
ですが、展示されている作品は非常に細かく版木を彫って、色摺りも素晴らしい。
女性の結い上げた髪の筋まで表現されていて、びっくり。
歌川国芳展は没後150年を記念して2011年に大阪で、2012年に東京で開催されました。
弘前にやっと来たですね!
弘前公園内に建つ弘前市立博物館で7月16日まで開催です。
作品数がたくさんあるので、じっくり見学したい展示。
ねぷた絵によく登場する水滸伝の花和尚もありましたよ。
日本の浮世絵、すごい♪
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