青森市沖館にある「あおもり北のまほろば歴史館」にて、6月16日まで開催されている「こぎん刺し・受け継がれる技と心」を見学しました。
旧稽古館の閉館から18年ぶりの公開となったタペストリーなど、圧巻。
佐藤陽子先生のワークショップについてもお伝えします。
スポンサーリンク
こぎん刺し展
古作こぎん刺しの着物と、現代のこぎん作品を一堂に展示しています。
ショップも充実して、すてきなバッグもあります。
企画展「こぎん刺しー受け継がれる技と心ー」
■日時:4月26日(金)~6月16日(日)9:00~17:00(開催期間中休館日なし)
■内容:古作こぎん刺し着物と、その技を受け継いだ現代のこぎん刺し作品を展示。こぎん刺し作品の販売もお楽しみに!
■入館料:一般310円、高校生・大学生160円(中学生以下・70歳以上は無料)
※常設展示も見学できます。
1日たっぷり見学したい展示内容です。
佐藤陽子先生のワークショップ
地方局の取材クルーが来ていた5月6日。
会場には佐藤陽子先生のファンの皆様も、たくさん来場されていました。
故 田中忠三郎氏のご縁で、私は佐藤陽子先生と出会ったのです。
20歳ころからこぎん刺しを勉強し、故前田せつ氏と故高橋寛子氏に師事した佐藤陽子先生です。
先生のご指導の下、こぎん刺しの帯を作ることができました。
期間限定で記念写真をアップ。
佐藤陽子こぎん展示館オリジナルこぎん糸を使用し、弘前市の手芸店「つきや」で購入した帯幅のこぎん用布・4メートルに刺しました。
製作期間は3か月ほど。
高橋寛子さんの図案集から「バラ」の文様を繋げました。
総刺しではなく、見えるところだけ。
帯の仕立ては、古い名古屋帯に自分でかがったので、粗があります。
でも、まさか帯を刺せるとは、自分でも思っていなかったんで感激。
先生、ご教授ありがとうございます!
「ひと針ひと針、こぎんを刺す時間は至福のとき」
陽子先生のお言葉です。
出会いに感謝。
こぎんを愛する皆様と楽しいひとときが過ごせて、本当にありがとうございます。
まとめ
自分で着付けしたので、背中に皺が寄りました。
バラのモドコは、佐藤陽子先生が発刊した「津軽こぎん刺し図案集~高橋寛子 天からのおくりもの」に載っています。
「私も前に帯を刺したけれど、家に飾ってあるのよ」という大先輩も、いらっしゃいました。
みなさまのこぎん愛、勉強になります。
「あおもり北のまほろば歴史館」こぎん刺し展を中心にお伝えしました。
スポンサーリンク