秋から製作していた「こぎんツリー」が完成しました。
クリスマスのタペストリーを、こぎんのモドコで刺し綴るのです。
白神山地の世界遺産登録30周年を記念して、道の駅・津軽白神にこぎんツリーが大集合。
弘前オランドのイベントについても、併せてお伝えします。
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こぎんツリー
赤のファンシーヘッシャンの生地に、佐藤陽子こぎん展示館オリジナルこぎん糸を使用。
伝統的なこぎん刺しのモドコ約60種を刺すのです。
図案があるので、どなたにも刺しやすいでしょう。
私のこぎんツリーは、良く言えば手仕事のぬくもり、ありのままを申せば、刺し目が不揃いな部分が多々あります。
遠目に見ると、ましに映るかしら。
佐藤陽子先生のワークショップのとき、エントリーしました。
道の駅・津軽白神にこぎんツリーが年明けの1月に100枚以上、展示される予定です。
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弘前オランドのこぎんイベント
百石町のゲストハウス「弘前オランド」で、ゆめみるこぎん館の石田舞子さんが1日バーテンダーを務められました。
ドリンクを楽しみながら、こぎん刺しについて学んだひととき。
舞子さん、レクチャーして下さり、ありがとうございます。
台湾出身の宿泊客も、こぎん着物を興味深くご覧になっていました。
世界へ羽ばたけ、こぎんの輪。
貴重な三縞こぎんのコレクションも展示。
今年の3月に「戯曲を読む会」でオランドにて勉強会。
「青森の暮らし」に私が連載している「城下町通信」にも登場して下さいました。
和気藹々とした空間で、楽しいひとときを過ごせたのです。
魅力的な津軽の物語を紡いでいます。
こぎん刺しは元来、自給自足の時代に麻を植えて、繊維を取りだして糸にするところから始ります。
昔は想像がつかないくらい、衣料品に苦労したのですね。
石田舞子さんは、こぎん衣を蒐集した石田昭子さんのお孫さん。
祖母の思いを受け継いで、ご自宅を「ゆめみるこぎん館」としてオープン。
見学には予約が必要です。
古民家とお庭を擁した、こぎん展示室です。
まとめ
こぎんツリーが完成したことと、弘前オランドで開催された夢みるこぎん館・1日バーテンダーについてお伝えしました。
冬は手仕事の季節です。
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