青森県に住んでいると、こぎん刺しを目にする機会が多いですね。
一針一針、手刺しでチクチクして、モドコを完成させる喜びは、雪国の長い冬の楽しみでもあったのでしょう。
農民は麻の衣しか着ることを許されなかった藩政時代、防寒のために木綿糸で刺し綴ったのです。
私が刺したこぎんを紹介します。
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ふくろうコースター
佐藤陽子先生の図案集にある「ふくろう」は、福を呼ぶと人気のモドコ。
コングレスの布目を拾いながら刺しますが、30分くらいで刺し終えると思います。
糸は、佐藤陽子先生からゆずっていただいた太めのこぎん糸。
こぎん刺しの普及に尽力された高橋寛子 さんは、ふっくらとした刺し模様を好んだそうです。
藤田記念館の展示室で、高橋寛子さんの作品を見学しました。
自分で刺してみると、難しさを痛感……。
シンプルに刺し綴れば、できるはずなのに、いつのまにかズレてしまうのです。
修練が足りません。
高橋寛子さんは、「裏もきれいに刺しなさい」と、お弟子さんの佐藤陽子先生たちに話したと伺いました。
こぎん刺しの名刺入れ
せっかく刺したから、名刺入れにしたいと思いました。
こぎん刺しの名刺入れ、前から欲しかったのです。
やってみると、加工にはセンスと技術が必要であることを、これまた痛感。
こちらのモドコも、佐藤陽子先生が発刊された『津軽こぎん刺し図案集 高橋寛子 天からのおくりもの』に載っています。
実はよく見ると、一目が余計に(@@;)
目立たないミスだけど、見る人が見たらすぐにわかるでしょう。
売り物ではありません。
自分で使う名刺入れですから、「まっ、いいか」
こぎん刺しのハンドメイド作家は緻密な刺し模様はもちろん、加工の技術に苦心するに違いない。
自分でやってみて、よく理解できました。
コロナ禍なので、スターバックス弘前公園前店での「みんなのこぎん」もリモート。
明日10時からZOOMやインスタなどで、みなさんに会えるでしょうか。
丑年にちなみ、べごのモドコを刺すそうです。
明日はちょっと用事があるので、少しだけの参加になりそう。
おしゃべりしながら、加工のコツを教えてもらえたらうれしいのですが、コロナのせいで、リアルにお会いできないのが残念です。
【初心者向け】こぎん刺しミニフレーム(四枚菱)の作り方【みんなのこぎん】
みんなのこぎんの主宰者、齋藤美佳子さんのYouTubeです。
コロナは早く収束してほしいですね。
またスタバのコーヒーを味わいながら、みなさんとチクチクしたいです。
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まとめ
冬の手仕事に、こぎん刺しはぴったり。
友達はレース編みを仕上げて、私にもすてきな作品をプレゼントしてくれました。
ちゃぺこさん、ありがとうございます。
大切に玄関に飾っています。
私のこぎん作品と加工について、お伝えしました。
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