弘前は演劇活動が盛んな街と、言われます。
演劇ユニット一揆の星『駒越 百年の交差点』が12月16~17日に、弘前中三8Fにて公演されたので、その感動をお伝えします。
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駒越 百年の交差点
リンゴ箱を効果的に配置した、公演前の舞台です。
そのふもとを流れる岩木川は村々の田畑を潤しながら、日本海へ注いでいます。
かつては暴れ川だった岩木川の歴史が、川沿いの駒越地区の暮らしととともに語られました。
いまはショッピングモールのロックタウンや介護施設などがある一帯が、かつては水害に苦しんだ地域だったのですね。
演劇は昭和33年当時に、小学生だった駒子と越子を中心に進みます。
時代の波に揉まれて、力強く生きた同級生たちも、印象的。
演劇ユニット一揆の星
岩木川と百沢街道が交わるところにある「駒越」の、過去・現在・未来をおよそ100年分語る100分間! 主人公たちは今は廃校となった「駒越小中学校」の生徒たち。
出演:石岡博之、相馬 光、林本恵美子、倉持瑞月
客演:鎌田 龍(ひろさき演人)、三浦ちひろ(ひろさき演人)、朔摩和門(ひろさき演人)、
國柄絵里子(空間シアターアクセプ)
制作 太田 歩
舞台美術:HIROSAKI AIR
宣伝美術:三浦ちひろ
音響:enchiu-music
照明:垣内春美(劇団プランクスター)
アクセシビリティ:岩渕和也
生の演劇を見たのは久しぶり。
エンディングでは思わず涙が、こぼれました。
俳優、舞台関係者や観客が小さな劇場で、一体となった感があったのです。
音響もすばらしい。
「戯曲を読む会」で、一揆の星のみなさまと出会いました。
公演は大入りで、私は最終回に観劇。
素晴らしい演劇を、ありがとうございました。
まとめ
演劇ユニット一揆の星が主宰した『駒越 百年の交差点』は、暮らしと地域を主眼にした壮大な物語ですが、わかりやすく感動的だったことをお伝えしました。
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