東京で活動されている「藍と白の会」の津軽こぎん刺し展が、弘前市百石町展示館で開催されました。
7月14日~17日の日程で、見学無料。
ほんとうに素晴らしくて2日続けて鑑賞したので、お伝えします。
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藍と白の会
2階の展示室に見事なタペストリーが並び、圧巻でした。
すべて手刺しの津軽こぎん刺し。
無限の可能性を感じさせる手仕事です。
藍と白の会は、東京で活動される鎌田久子さんが講師を務められた教室を終了された方々が、中心となっているそうです。
津軽地方のこぎん刺しを、東京でもこんなに熱心に励まれているなんて、胸がいっぱい。
無限のこぎん刺し
来場された方が、「糸がつれずにどうしたら、これほど美しく刺せるのでしょう?」と尋ねると、作者の方が裏をめくって見せてくれました。
「丁寧に糸こきをして、少しだけ端で糸にゆとりを持たせています」
私がどのくらいの期間で完成させたのですか?」と聞くと、「9カ月です」と。
ラメ糸を交ぜており、キラキラとライトを反射して、神秘的な美しさ。
「ラメ糸を交ぜたため、刺しにくく苦労しましたが、ライトアップして下さり、その甲斐がありました」と、笑顔で答えて下さいました。
鎌田久子さん
こぎん刺しの雑誌「そらとぶこぎん」の協力のもと、弘前での展示会ができたそうです。
こぎんの本を何冊も出版されている鎌田久子さんです。
伝統的で新しい「こぎん刺し」
この図案は、佐藤陽子先生が出版された「津軽こぎん刺し図案集 高橋寛子 天からのおくりもの」にあります。
伝統的でありながら、モダンな刺し模様ですね。
日々の鍛錬が大切な針仕事です。
見応えがたっぷり。
すてきなこぎん作品をありがとうございました。
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モドコを組み合わせるために、目数を計算して大作にしたそうです。
すごい!
まとめ
ため息と感動を与えてくれた「藍と白の会」津軽こぎん刺し展です。
何度みても見飽きず、2日にわたり鑑賞させていただきました。
ありがとうございます。
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