11月19日、弘前はわりと暖かな気温です。
晩秋の弘前公園は真っ赤に色づいたカエデが最後の輝きを増していました。
みどりの相談所で開催された「津軽錦石展」にて、尾太鉱山のさくらマンガンを見ることができたので、お伝えします。
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カエデに彩られた弘前城
弘前城菊と紅葉まつりのときは、あまり色づいていませんが、晩秋の今日は真っ赤なカエデに目を奪われました。
本丸や植物園以外の散策は、無料です。
東内門からまっすぐ進むと、石橋があり、そのカエデも美しい。
国内外の観光客はいましたが、ゆっくりウォーキングできました。
弘前城址は面積が広く、二重にお濠を巡らして、四季の彩りに富んでいます。
雪がいつ降るか。
過しやすい冬だと良いですね。
弘前市は雪が多く、内陸部のため冷え込みが厳しい。
青森の冬は車に夏タイヤでなく、スタッドレスタイヤが欠かせません。
道路が凍結することがあるのです。
ブリジストンの冬タイヤが、個人的に安心だと思います。
値上がりしていますが、安全には変えられませんね。
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津軽錦石の展示
青森県内で採取された天然石を磨いて、ピカピカにする錦石。
弘前公園の中にあるみどりの相談所にて、鑑賞しました。
11月11日まで。
縄文時代から宝飾品として、愛されてきたそうです。
「陸奥の錦石」として名高い青森の錦石は、碧玉、めのう、玉髄などの石英に各種金属イオンが混入したことにより、複雑で格調のある色彩が交錯したものである。
錦石は津軽半島周辺などで採取される天然石で、磨くと光沢とともに美しい色彩や紋様が現れる。
錦石は古くからその美しさが人々に愛されつづけ、縄文時代には「勾玉」に加工されたり、室町時代には「舎利石」として尊ばれ、遠く唐・天竺まで輸出されたり、江戸時代には津軽玉と称されてかんざしなどの装飾品として珍重されてきた。
尾太鉱山のさくらマンガン
陸奥新報に展示のことが載っていて、実物を見たかった「さくらマンガン」。
ピンク色で桜を思わせる!
西目屋村尾太鉱山から出た鉱物です。
「こぎん誕生」の著者・工藤武四先生は西目屋村・砂子瀬集落のお生まれ。
尾太鉱山に全国から働く人が家族連れで移住したことを記憶されて、昭和30年ころ、コンクリート造りの宿舎があったそうです。
みどりの相談所の景観と錦石がマッチしています。
弘前市小沢で見つかった「めのう」
瑪瑙は宝石のひとつです。
まとめ
晩秋の弘前公園、根上がりイチョウは葉が散り、根元が黄金色に染まっていました。
大判小判みたい。
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