青森には味が濃くて、おいしい枝豆があります。
それは、毛豆(けまめ)。
名前通りに毛深い豆です。さやに毛がもしゃもしゃ生えている。
品種改良により8月末から出回る早稲もありますが、稲刈りの前後に収穫する晩生(おくて)が主流。
おいしい毛豆のオリーブオイルの蒸し焼きと、昆布入りひたし豆を紹介します。
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毛豆とは?
青森県のブランド枝豆が「毛豆」です。
私の夫の実家でも栽培していて、分けてもらうことがあります。
茹でるとき90歳の姑直伝のコツがあって、それは毛豆の毛をこすり取ること。
そして鮮度が命だから、できるだけ早く調理すること。
この2つがポイントです。
毛を取る方法はボウルに毛豆を入れて塩を加えて、お米をとぐかのようにかき回す。
水でゆすいで、また米とぎのように毛豆を力強く掻き回すことを繰り返すと、毛が取れるんですね。
ただ、手が痛い。
毛豆が意外に硬くて端っこが尖っているので、手に刺さるんですよ。
「ゴムの手袋をはめれば痛くねぉん」
姑は厚いゴム手を準備して、長年にわたり毛豆をひたすら洗ってきたそうです。
また保存したいときは、生のまま冷凍庫で保存するのが栄養が損なわれません。日持ちは約1ヵ月。
料理する時は凍ったまま沸騰したお湯でゆでるか、フライパンで蒸し焼きにします。
蒸し焼き
枝豆の栄養を逃さず食べるには、フライパンで蒸し焼きにするのがおすすめ。
枝豆の蒸し焼きは、お昼の番組「ヒルナンデス」や「林修の今でしょ講座」で紹介されて、ポピュラーに。
枝豆の栄養素のひとつ「オルニチン」は水に溶けやすいので、それを防ぐことができます。
それを毛豆に応用しました。
- フライパンにコップ1杯の水を入れて、沸騰させ毛豆300グラムを入れます。
- ふたをして5~7分、蒸し焼きにする。
- 水がなくなったところに、オリーブ大さじ1を全体にからめて、塩コショウをする
毛豆をイタリアンの風味で味わうことができて、ワインに合う!
食べ始めると止まらなくなる美味しさです。
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ひたし豆
大粒の毛豆は、蒸し焼きより茹でたほうが焼きムラが出なくてよいでしょう。
沸騰したお湯で6分ほど茹でます。
わが家のコンロはガスです。
手前にオリーブオイルの蒸し焼き、向こう側は茹でるための中華鍋。
茹でる際は、固さを調節してね。
夫はどちらかというと柔らかめが好みです。
ひたし豆は殻から取り出して、昆布とお水とお塩で味付けすればOK.
おつまみに最適な一品です。
まとめ
青森のブランド枝豆である毛豆は早生品種もありますが、味が濃厚な晩生は稲刈り時期に収穫を迎えます。
旬の時期におススメしたいのが、オリーブオイルの蒸し焼きと、昆布入りひたし豆。
とってもおいしくて、手がとまらなくなります。
量がたくさんあるときは生のまま冷凍庫に入れると良いでしょう。
日持ちは1ヵ月ですが、私は年末年始に食べることも。
冬に食べる毛豆は、体に力を与えてくれるようで、好きなんです。
毛豆のおいしいレシピをお伝えしました。
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