青森県内の話題をお届けしている『青森の暮らし』が発刊され、書店にて販売中です。
グラフ青森の編集部がくまなく県内を取材し、隔月で発行しています。
今号の特集は大豆の豆腐や納豆について。
雪国の青森では昔から、大豆のタンパク質は大切な食べ物。
納豆や豆腐づくりに今も精魂を込めている地元の方々が、本誌に登場しています。
青森の暮らし最新号についてお伝えします。
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大豆から作られる豆腐と納豆
日本人なら誰もが知っている豆腐と納豆。
その栄養価の高さとヘルシーさから、世界中へファンを増やしてきました。
グラフ青森「青森の暮らし」419号は、納豆の歴史をひもといています。
へぇーと、意外性に満ちたエピソードも。
また、西目屋村の目屋豆腐も紹介。
滋味深い山村の手作り豆腐です。
大豆は地元で採れたものを用いて、清らかな水とともに作られる目屋豆腐は、ダム湖に沈んだ砂子瀬とともに一時、途絶えました。
試行錯誤の末に復活させ、ブナの森白神館などで販売中。
道の駅・ビーチにしめやはただ今、リニューアル工事のため休館しているそうです。
お豆腐はいま手軽にスーパーやコンビニで買えますが、かつては町の豆腐屋さんで買い求めました。
私も記憶にありますが、豆腐屋さんによって、味わいが違うんです。
子どもの頃、友だちの家が豆腐屋さんだったので、遊びに行くと水に浮かんだ沢山のお豆腐を見たことがあります。
おばさんが冷たい水仕事をしながら、製造していました。
そのお店はもう今はありません。子どもたちが後を継がなかったのです。
事業の継承は難しいですね。
それにしても何と言っても、青森の郷土食に豆腐は欠かせません。
「けの汁」に大豆を粗く摺って入れると、おいしい。
「青森の暮らし」今号には、大豆農家のお話も載っています。
大豆の種類にも驚き。
青森の枝豆といえば、毛豆。
枝豆は、大豆を若いときに収穫したものですね。
毛豆はさやの毛がふさふさ。でも、身がぷんと太って、実に味が濃い。
青森の秋の味覚です。
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工房Junko
城下町通信は、花炭を生産されている石山順子さんにお話を伺いました。
農のふれカフェでお目にかかった平川市在住の石山さん。
あらためて、ご自宅を訪問させていただきました。
農家民宿もなさっている石山邸はとても広く、旧家のたたずまいを今に伝えます。
津軽に根差した活動をなさっている石山さんは、海外からの旅行者も受け入れています。
貴重なお話を有難うございました。
詳しくはぜひ本誌をお手に取ってご覧ください。
書店とグラフ青森で取り扱いがあります。
グラフ青森
〒青森市筒井八ッ橋113-50
℡017-718-0901
mail:info@graphaomori.jp
弘前市で長らく市民に親しまれた紀伊国屋 弘前店が5月6日をもって閉店 するそうです。
街の中心部から本屋さんがまた一軒、なくなるのは寂しい。
時代の波とはいえ、地方は厳しさを増しています。
そんなこの頃ですが、大豆を食べてもりもりと元気になりたいですね。
まとめ
青森の暮らし419号が発売されています。
大豆のページは食育になるので、ご家族でご覧になると楽しいでしょう。
もうすぐ平成が終わります。
グラフ青森は創刊が昭和50年1月10日。
昭和と平成と新しい元号の青森を見つめ続ける青森に特化した本です。
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