真っ赤な「つがる」のりんごが、枝もたわわに実っています。
弘前市りんご公園では9月22日からリンゴ収穫祭が始まります。
先日、一足早く出かけてきました。
そうしたら海外からの観光客がたくさんお見えになって、りんごのもぎとり体験をしている♪
棟方志功が手がけた「あおもりりんご花まつり」のポスター展を見に行ったのですが、想像以上にたくさんの方々でにぎわっていました。
弘前市りんご公園の様子をお伝えします。
スポンサーリンク
りんごを買うことができる
広い敷地に約65種1300本のリンゴの木が植えられています。
8月上旬から11月中旬までリンゴの収穫体験が可能。
私が出かけたのは9月17日で、「未希ライフ」「さんつがる」や「きおう」が1キロ330円から売られていました。
試食すると、シャキッとした食感で、さわやかな味が口に広がります。
澄んだ空気もおいしくて、津軽の秋の到来。
春に咲くかれんな白い花っこ。
花びらが散れば、ちいせえ実っこ成る。
夏にその実がぐんぐん育ち、秋に真っ赤に実るのせ。
公園内の「りんごの家」ではお土産コーナーが充実しています。
レストランもあって、りんごカレーやアップルパイが美味しいと評判。
りんごジュースやりんごのお菓子が各種あります。
津軽こぎん刺しやりんごがデザインされたグッズも販売されているので、お土産をチョイスするのに便利です。
私が出かけた日は、中国や台湾、欧米からの旅行者がほんとうにたんくさんいました。
弘前をふくめて青森県は海外からの観光客が激増しているという新聞記事を見ていましたが、実感です。
昔ながらのかすりの野良着を着て、手籠(てかご)にりんごを収穫できます。
りんご手籠は竹で編む手作り品。
5年前に三上幸男さんを取材して、感動したときの記事があります。
竹をしゅるしゅると編んで、あっというまに籠になる。熟練の技でした!
しかし編む準備として、その竹を深い山のなかに採りに行くのですから、手間がかかるんですよ、乾燥も必要だし。
棟方志功が描いたポスター
あおもりりんご花まつりのポスターを棟方志功画伯が 描いたのは1960年代から1970年代。
りんご公園内のりんごの家にて、4枚が展示されています。
9月末まで。
青森りんご花まつりが始まったのは1964年、主催は青森放送。82年まで続きました。
1984年からはりんごの関係団体が実行委員会を作り、弘前りんごまつりとして再出発し、現在に至ります。
青森市が生んだ版画の巨匠である志功画伯は、郷土愛が強かった。版画のほかに、肉筆画も描いて、残っていますね。
片方の目は見えず、見える方の目は強い近視のため、キャンバスをなめるようにして一気に描いたことで知られています。
青森りんご花まつりのポスターはどれも色彩が豊かで、明るいタッチ。
観賞していると楽しい気分になります。
9月末まで展示。
言い忘れたけれど、りんご公園は入園が無料。
駐車場も無料です。
スポンサーリンク
りんご収穫祭
りんご収穫祭は9月22日と23日に開催されます。
りんご娘のライブや、巨大アップルパイの実演販売などイベントを予定。
りんごの収穫が本格化する前に、出来秋の無事を祈りながら、これから収穫期を迎える様々なりんごのPRに繋がるイベントを実施します。
収穫量日本一を誇る弘前のりんごにこだわったお祭りにぜひお越しください。
開催日時 2018年9月22日(土)~23日(日)
22日16:00~20:00(プレイベント10:00~15:00)
23日10:00~15:00
開催場所 弘前市りんご公園
住所:弘前市大字清水富田字寺沢125
TEL:0172-36-7439
弘前市りんご公園HP
無料シャトルバス 9月22日(土)のみ無料シャトルバスを運行します。
コース:JR弘前駅前4番乗場 ⇔ りんご公園
出発時間:JR弘前駅前 ①15:30 ②16:00 ③16:30 ④17:00
りんご公園 ①18:30 ②19:00 ③19:30 ④20:00
100円バス「ためのぶ号」 9月22日(土)の日中および23日(日)にお越しの方は「ためのぶ号」をご利用ください。
コース:JR弘前駅前4番乗場 ⇔ りんご公園
出発時間:JR弘前駅前
①9:15 ②11:00 ③13:00 ④15:00
りんご公園
①9:55 ②11:40 ③13:40 ④15:40
※JR弘前駅前からりんご公園までは200円になります
もぎたてのりんごが味わえます!
これから雪が降り始める11月上旬まで、りんごの収穫作業は続きます。
主力品種は「ふじ」
藤崎町のりんご試験場で品種改良されたので、藤崎の「ふじ」をとって名付けられました。
つがる、黄林、むつ、とき、ジョナゴールド、ふじ、……りんごは改良が重ねられ、たくさんの品種があって、味わいがそれぞれ違います。
ぜひ青森に来て、がぶっと丸かじりしてみて♪
まとめ
1300本のりんごの木がある弘前りんご公園は、園内にて収穫体験ができます。
22日と23日はりんご収穫祭を開催。
りんご娘のライブや直径2メートルの特製釜で焼き上げる巨大アップルパイなど、イベントが盛りだくさんです。
また、棟方志功が描いたポスターも展示中。
海外の観光客も多い観光スポット、弘前市りんご公園をお伝えしました。
スポンサーリンク